ミュージカルスター中川晃教さん|のどのケアが凄すぎる理由とは
数々のミュージカルで美声を披露し続けている歌手で俳優の中川晃教さん。「のどが命」の歌う職業だけに、のどケアは徹底している。絶対に休むことができない舞台やコンサートを完璧にこなすためのプロの対策とは…。
中川晃教さんの予防策|のどのケアは…
透明感のある高音で“天使の歌声”と称される歌手で俳優の中川さん。長丁場の舞台やコンサートを完璧にこなすために、日々のケアには余念がない。
「日常の対策としては、入浴時に蒸気でのどや鼻のほこりや雑菌を流し、ビタミンCをこまめに摂り、一日おきにビタミンDのサプリメントをのみます。
のどのためには殺菌作用のあるプロポリスを携帯し、歌う前に台湾で独自に調合してもらったのどにいい漢方薬をのんで声帯をケアしています。
朝起きてすぐ飲む水も重要。浄水器にはこだわりがあります」
「水泳も必須。仕事を終えた後に泳いでクールダウンし、疲れをリセットします。風邪気味かなと感じたら、すぐに行きつけの耳鼻咽喉科に行き、針治療で全身を整えます。
そして、栄養のあるものを食べてとにかく寝ます。常に安定して仕事に取り組めるよう、早め早めの対処で悪化を防ぐ努力を人一倍しています」(中川さん)
中川さんの風邪予防対策の極意
【1】朝起きてすぐ水を飲む
【2】入浴時にのど・鼻をケアする
【3】味噌汁を飲み、野菜や果物を食べ、添加物はなるべく摂らない
【4】ビタミンCやD、プロポリスを摂取
【5】一日のクールダウンの水泳
みんなの風邪対策|アンケート調査より
この時期、気になるのが感染症だ。プラネットによる風邪対策に関する意識調査では、以下のような声が。
● 外出後、鼻うがいをする。(50代女性)
● 初期症状のうちに、機能性肌着を上下着込んで早めに寝て、汗をかく。(60代男性)
● 入浴して体を温め、厚着をして寝る。汗をかいたら着替えてまた寝る。これを2~3回繰り返すと翌朝はすっきり。栄養ドリンクで水分を補給する。(70代男性)
● 熱が出てもすぐに解熱剤をのまずにウイルスと闘う。(60代女性)
●のどが本格的に痛くなったらウイスキーでうがいをする。(50代女性)
出典:株式会社プラネット 意識調査『Fromプラネット』2019年12月に実施。
なお、ウイスキーによるうがいについては、「ウイスキーのアルコール度数ではウイルスは死にません」(医師・大谷義夫さん)。風邪を引いたら、お酒はもちろんNGだ。
教えてくれた人
俳優・シンガーソングライター・中川晃教さん
1982年生まれ。2001年のデビュー以後、音楽活動と並行して数々のミュージカルに主演。ミュージカル『ビューティフル』(帝国劇場)、11月29日に『Brand New Musical Concert 2020 ~extra edition~』(東京オペラシティコンサートホール)に出演。
オフィシャルサイト http://www.akinori.info/
取材・文/佐藤有栄 イラスト/二階堂ちはる
※女性セブン2020年11月26日号
https://josei7.com/
●シニアの風邪予防法5つの極意|介護予防トレーナー久野秀隆さん