特別な日に食べたい介護食「吉野家の牛丼」「うな重」「おせち」を実食!見た目も味も大満足
市販の介護食は、ご飯やおかず、野菜など普段の食事に手軽に取り入れられるもののほかに、「家族と記念日に食べたい」といった特別なニーズに応える商品も。中でも注目なのが「吉野家の牛丼」と見た目が通常食と変わらない「うな重」だ。「ハレの日」に食べたいスペシャルな介護食を紹介する。
注目の介護食「吉野家の牛丼」はどんな味?
市販の介護食の試食を続けてきた編集部・介護食検証チームが、いろいろな味を試食した中で気になっていたのが『吉野家の牛丼』のレトルト介護食だ。
「『吉野家の牛丼』に介護食があるって、今まで知らなかったんです。2017年から販売されているんですが、高齢者施設からの注文も多いそうです。ほかでもない“吉野家”の牛丼が食べたいとおっしゃる方もいるそうなんですよ」(編集者)。
「牛丼は介護が必要な高齢者には向かないと思う人もいるかもしれませんが、高たんぱく、高カロリーだから、栄養を摂るのにおすすめかも」(管理栄養士・清水加奈子さん)
「お肉はお店のものに近いものが使用されていて、ユニバーサルデザインフードの規格※「歯ぐきでつぶせる」と「舌でつぶせる」の2種類があります。つゆにとろみをつけて食べやすくしているみたいですよ」(記者)。
実食したのは、編集部の介護食検証チーム(メーカーの介護食の監修なども手がける管理栄養士・清水加奈子さん(清)、パートナーの父親の介護食事作りをした経験をもつカメラマン宮本信義さん(宮)、介護ポストセブン編集者(編)、記者(記)の4人。
※日本介護食品協議会が定める介護食の規格『ユニバーサルデザインフード(R)』。「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「かまなくてよい」の4つの区分がある。※かむ力、飲み込む力により、選ぶべき商品は、ご家庭でそれぞれ判断ください。
※商品情報は、2022年10月時点のもの。販売が終了している商品や、価格は変動する可能性もあります。※表示価格は税込み。