誰かに言いたい”夫の悪口”4選「靴下を丸めて隠す夫」「幼児化する夫」に妻も呆然
コロナ禍のリモート勤務や自粛生活で夫と過ごす時間が増えたことであらわになった夫の体たらく。言ってもやらない夫、やることが子供の夫にうんざり…がまんの限界に達した妻たちの叫びをご紹介。読んでスカッとしてください。
1.見栄っ張り親子の悪口合戦に辟易…
義母と夫は必ず、人の話をするとき、「肩書」で話すんです。たとえば、
「○○大学を出て××商事に入った従兄弟の△△は、息子が○×大学に現役で入ったらしいよ」
とかね…。学歴や年収の高い“すぐれた”親戚を持っていることを、遠回しに自慢しているわけですよ。この年末もすごかった。2年ぶりの帰省で、義母も話したいことがたまっていたんでしょうね。自分の一族以外はみんな下だと思っているから、一見セレブのように見える隣人への悪口がえげつないったらないの。
「ほら、小学校受験したお隣の娘さん、去年、私立の名門○○校に合格したんですって。すごいわね~。でも、コロナでリモート授業になったせいで、引きこもりになっちゃって…。なんのために受験させたんだか、奥さんも大変よ」
とか、
「1階に住む△△さんの旦那さん、銀座で高級なフランス料理店を経営していたけどコロナでつぶれたって。おいしかったのに残念よね。これからどうするのかしら。ウチは、大企業に入っていてよかったわね。こういうとき安心よ」
とか…。私なんてうんざりしすぎて地蔵になりかけたわよ。そしたら、今度は私の一族への悪口が始まりかけたの。それで先手必勝。
「お義母さま、ウチの娘が、お義母さまの作ったケーキが食べたいって言っていたので教えてもらえませんか? たしか、あの○×料理学校で学ばれたんですよね。絶対おいしそう! ママ友にも自慢できちゃいますよ~」
彼女たちが大好きな肩書をほめまくって乗せて、なんとか事なきを得ましたが、あーーー、毎回こんなの、もう吐きそう!
(36才・会社員)
2.言わないとやらない、言ってもできない夫
子供のしつけよりも難しいのが夫のしつけ。結婚してから20年以上しつけし続けていても、いまだに「言わないとやらない、言ってもできない」。
たとえば、裏っ返しになった靴下は丸めたまま脱衣かごに入れるか、家具の隙間に押し込んで隠す。仕事の作業着は玄関に脱ぎっぱなし。食べた後の皿を下げなければ、便座のふたも閉めない。言われたら、その瞬間だけやるけれど、学習することはないのよね。どういう脳の構造? 友達に愚痴ったら、
「言ってやるだけマシ。ウチは言ったらキレる」
うーん、確かにそれはつらい。だったら、ウチはまだマシかなと思っていたんですが…。先日ちょっとした事件があって、マシとか言っていられなくなりました。なんと、家具の隙間にあって、普段あまり使っていなかったコンセントにほこりがたまって発火。そこに、夫が丸めて隠していた靴下が大量にあったものだから、火がうつって…。ボヤで済んだので本当によかったのですが、留守だったら火事になっていたかも。ゾッとしましたね。
それもこれも、靴下を丸めて隠す夫のせい。今後丸めた靴下を見つけたらすべて捨てようと思います。あんたなんてはだしでいいわ!
(50才・パート)
3.見た目は大人、やること子供のウザいジジイ
ここ数年、夫がどんどん幼児化しています。
20年前の結婚当初は、仕事はデキるし、家庭でもてきぱき引っ張ってくれて…。よくデキた夫だったんです。ところが、下の娘が大学に合格したあたりから、「親の務めは終わった」とばかりに、私に甘え始めたんです。その甘え方がウザい。
たとえば、私が忙しく家事をしているときに限って、物陰に隠れて驚かせてきたり、突然くすぐってきたり…。小学生男子並みのいたずらをするんです。先日なんて、トイレに虫のフィギュアを仕掛けられましたっけ…。
私がマジで怒っても、照れ隠しだと思われていて本当に腹が立つ。あきらめるまで無視することを今年の抱負にしました。初志貫徹!
(50才・主婦)
4.空気が読めないならおとなしくしろッ!
夫はとにかく間が悪い。出掛ければ電車に乗り遅れ、人気のスイーツ店に並べば、目の前で売り切れる。家を買ったら転勤になったこともあります。
がんばっているのに不運だなって思っていたんですが、コロナ禍で一緒にいる時間が長くなって気がついた! 夫の間の悪さは自業自得なんだって。空気が読めないから、悪い結果を呼び込んでいるんです。というのも先日、朝から猛ダッシュで3人の娘のお弁当を作っていたら、夫がキッチンにのんびりやってきたんです。そして、もたもたとコップを出して水を飲み、
「目覚めの水道水はうまいな。なあ、母さん。なあ」
なんて言ってくるんですよ。こっちは必死で料理しているんだよ! 見えないのかって。私が返事をしないから、いつまでもせまいキッチンに居座る夫。手伝うこともなく、ただボーッと突っ立っているんですよ。結局、夫にぶつかって、ゆでたブロッコリーを床にぶちまける羽目に。
姉に愚痴ったら、
「なにそれ、ノロケ?」
と取り合ってくれないので、ここで「ふざけんな」と叫ばせてください。
(42才・パート)
取材・文/前川亜紀 イラスト/やまなかゆうこ
※女性セブン2022年1月20・27日号
https://josei7.com/
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