体を温めるしょうがを使ったレシピ2選|シニアの夜食におすすめ|管理栄養士・金丸絵里香さん
ちょっと小腹が空いた夜に、消化がよくて疲れた脳の栄養にもなる炭水化物と、体を温めるしょうがを使ったスープを管理栄養士の金丸絵里香さんに提案いただいた。さらりと食べられるからシニアの夜食にぴったり。
食べればポッカポカ! しょうがレシピ2選
■豆腐チキンスープのおにぎり茶漬け
たんぱく質たっぷり、やさしい味わいのお茶漬け。「温め食材のしょうがと長ねぎが入って、具だくさん。消化しやすく胃にやさしいですよ」(前出・金丸さん・以下同)
<材料>(2人分)
鶏もも肉…60g
木綿豆腐…1/4丁
長ねぎ…1/2本
ごま油…小さじ1
しょうが…1/2かけ
水…2 1/2カップ
鶏がらスープの素…小さじ1
みりん…小さじ1
ゆずこしょう…小さじ1/2~1
塩…少々
焼きおにぎり(冷凍)…2個
刻みのり…適量
<作り方>
【1】鶏肉と豆腐は一口大に、長ねぎは2~3cm長さのぶつ切りにする。鶏肉に塩・こしょう各少々(分量外)する。
【2】鍋にごま油とみじん切りにしたしょうがを入れて熱し、鶏肉の皮目を下にして入れ、ねぎも加える。焼き目がつくまで両面を焼く。
【3】【2】に水、鶏がらスープの素を入れて煮立て、アクをとる。豆腐、みりん、ゆずこしょうを加え、鶏肉に火が通るまで7~8分煮込む。塩で味を調える。
【4】温めた焼きおにぎりを器に入れ、温めた【3】を具材ごとかけ、のりをちらす。
■春雨と白菜のサンラータン風
マイルドな辛みと酸味が食欲を刺激。「ラー油としょうがの辛み成分が血行を促進してポカポカに。片栗粉でつけたとろみで、熱々の状態が長く続きます」
<材料>(2人分)
白菜…1枚
【A】
水…1カップ
鶏がらスープの素…小さじ1
酒…大さじ1
しょうが(せん切り)…1/2かけ
乾燥春雨(ショートタイプ)…20g
みりん・しょうゆ…各小さじ1/2
酢…大さじ1/2
塩・こしょう…各少々
片栗粉…大さじ1/2
卵…1個
ラー油…適宜
<作り方>
【1】白菜の芯を細切りにし、葉はざく切りにする。
【2】鍋に【A】と白菜の芯を入れて火にかける。煮立ったら春雨、みりん、しょうゆを加え、ふたをして2~3分煮る。白菜の葉を加え、酢、塩・こしょうで味を調える。
【3】片栗粉を倍量の水で溶いて【2】に加えてとろみをつけ、溶き卵を回し入れ火を止める。混ぜて器に盛り、好みでラー油を垂らす。
教えてくれた人
金丸絵里加さん/管理栄養士・料理家
撮影/鈴木江実子
※女性セブン2021年1月28日号
https://josei7.com/
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