ポテサラが人気のフランス料理や肉バルの名店の味を再現!贅沢レシピを大公開!
ポテトサラダが看板メニューのフランス料理や日本酒バー。そんな名店いつかは行って、ポテサラを食べてみたい…。そんなあなたのために、おうちで再現できるレシピを教えてもらいました!
食卓の主役にも、酒の肴にもなる、何度も食べたくなるおいしさ。もう、“ポテサラぐらい…”なんて言わせない、お店直伝のこだわりの味を家庭で味わってみてください。
animism bar 鎮守の森|バジルポテトサラダ
『animism bar 鎮守の森』は日本酒の聖地と呼ばれる日本酒バー。旬の食材を使ったお料理も評判だ。人気の「バジルポテトサラダ」(720円)は、滑らかなじゃがいもにバジルの香りとシャキシャキ野菜がマッチ。「香りあるフルーティーな日本酒と合いますよ」と、店主の竹口敏樹さん。路地裏の地下階にひっそりとある店で、ゆっくりと味わっている気分になれる。
<材料> 2~3人分
じゃがいも(2~3個)…250g
にんじん…1/4本
玉ねぎ…1/4個
きゅうり…1/4本
バジルの葉(生)…15g
マヨネーズ…100g
塩・こしょう…各少量
<作り方>
【1】じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま蒸す。竹串がすっと通るようになったら、熱いうちに皮をむき、ボウルに入れてマッシャーやフォークでしっかりとつぶす。
【2】にんじんは2mm厚さのいちょう切りにし、ゆでる。玉ねぎは薄切り、きゅうりは2mm厚さの小口切りにし、合わせて塩(分量外)でもみ、水にさらして水気を絞る。
【3】バジルの葉をみじん切りにし(あればフードプロセッサーにかけ)、マヨネーズと混ぜ合わせる。
【4】【1】の粗熱がとれたら、【2】と塩、こしょう、【3】を大さじ3加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫で20分ほど寝かせる。
★ポイント
バジルはできるだけ細かくし、たっぷりのマヨネーズと混ぜれば、クリーミーな味わいに。
★ポイント
じゃがいもは、甘みが強く中身が黄色いインカのめざめを使用。皮ごと蒸して甘さを引き出す。
■animism bar 鎮守の森
住所:東京都新宿区四谷3-11第二光明堂ビルB1
電話:080-6535-9897
定休日:日定休
かんだ光壽(こうじゅ)|酒盗ポテトサラダ
『かんだ光壽(こうじゅ)』の「酒盗ポテトサラダ」(480円)は、味わいを引き立てる酒盗をきかせた一品。酒好きに捧ぐ、絶品の肴だ。古民家風の店内では、店限定のオリジナル酒や希少な日本酒が堪能できる。「酒蔵直送の旨い酒が揃っています」(オーナー・大野淳一さん)
<材料> 2~3人分
じゃがいも(2~3個)…250g
ベーコン(薄切り)…1枚
生クリーム…50ml
マグロの酒盗…15g
<A>
マヨネーズ…大さじ1/2
塩・黒こしょう…各少量
<作り方>
【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、鍋に入れてかぶるくらいの水を注いでゆでる。竹串がすっと通り、やややわらかめにゆだったら、湯をきってボウルに入れて粗熱をとる。ベーコンはせん切りにし、フライパンでカリカリになるまで炒め、取り出す。
【2】フライパンの余分な油をキッチンペーパーで拭き、生クリームを入れて火にかける。沸騰したら酒盗を加えてへらで手早く混ぜ、混ざったら火を止める。
【3】【1】のじゃがいもに【2】を加えてつぶしながら混ぜ、滑らかになったら【1】のベーコン、<A>を加えて混ぜ、冷蔵庫で20分ほど寝かせる。
★ポイント
生クリームはすぐに沸騰するので手早く酒盗を加える。全体がよく混ざったらすぐ火を止める。
★ポイント
じゃがいもは甘みの強いキタアカリがおすすめ。しっかりつぶして舌触りをよくする。
■かんだ光壽(こうじゅ)
住所:東京都千代田区鍛冶町2-9-7 大貫ビル
電話:03-3253-0044
定休日:日祝定休
ブラッスリーザン|男前ポテトサラダ
『ブラッスリーザン』はフランスの家庭料理をテーマにした肉バル。マヨネーズを使わない「男前ポテトサラダ」(450円)は、独特な酸味がワインにマッチ。「肉料理やワインと相性抜群です!」と、店長の伊藤酉太さん。しつこくない、さっぱりとした味が肉料理に合う。
<材料> 2~3人分
じゃがいも(2~3個)…250g
ローリエ…1枚
オリーブオイル…30ml
ベーコン(薄切り)…2枚
パセリ・黒こしょう…各少量
<A>
玉ねぎ(みじん切り)…30g ※店ではベルギーエシャロットを使用。
にんにく(みじん切り)…1/2片
アンチョビ(フィレ/みじん切り)…3枚
<B>
赤ワインビネガー…大さじ1弱
塩・黒こしょう…各少量
<作り方>
【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、鍋に入れてかぶるくらいの水と少量の塩(分量外)、ローリエを加えてゆでる。竹串がすっと通るようになったら、湯をきる。鍋に戻して軽く火にかけて水分をとばす。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、5mm角に刻んだベーコンと<A>を加え、こんがりと色づくまで炒める。<B>を加え、ひと煮立ちしたら火を止める。
【3】【1】をボウルに入れ、底を氷水にあてて冷ましながら【2】を加え、へらでさっくりと混ぜる。
【4】4割がたペースト状になるまで混ぜ、冷蔵庫で20分ほど寝かせる。器に盛り、刻んだパセリ、黒こしょうをふる。
★ポイント
じゃがいもはメークインを使用。やわらかめにゆでるが、形が崩れないくらいが目安。
★ポイント
じゃがいもが温かいうちにオリーブオイルをかければ、じゃがいもの形がほどよく崩れる。
■ブラッスリーザン
住所:東京都千代田区鍛冶町1-7-1
電話:03-3251-2233
日定休
牡蠣入レ時々海栗(かきいレときどきうに)|とびっこポテトサラダ 改
五反田 牡蠣入レ時々海栗(かきいレときどきうに)は新鮮なかき、うにが味わえるオイスターバー。「とびっこポテトサラダ 改」(680円)は、姉妹店で人気のポテサラにいぶりがっこを加えたもの。おもてなし料理にもぴったり。「飛び子といぶりがっこの食感が楽しいですよ」(料理人・川合英夫さん)
<材料> 2~3人分
じゃがいも(2~3個)…250g
アンチョビ(フィレ)…2枚
いぶりがっこ…25g
マヨネーズ…60g
塩・白こしょう…各少量
飛び子…40~50g
チャービル(あれば)…適量
<作り方>
【1】じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水と少量の塩(分量外)を入れてゆでる。竹串がすっと通るようになったら、湯をきって熱いうちに皮をむき、マッシャーやフォークでしっかりとつぶす。
【2】アンチョビ、いぶりがっこはそれぞれみじん切りにし、【1】の粗熱がとれたら、混ぜ合わせる。さらにマヨネーズと塩、白こしょうを加えて混ぜ、冷蔵庫で20分ほど寝かせる。
【3】皿に型をおいて【2】を敷き詰め、その上に飛び子を盛り、あればチャービルを添える。
★Point
じゃがいもは男爵を使用。型は好きな大きさのものでOK。スプーンで平らにならす。
★ポイント
飛び子は好みの量をまんべんなく盛る。ポテサラにほどよい塩気を加えておいしさUP!
■五反田 牡蠣入レ時々海栗(かきいレときどきうに)
住所:東京都品川区西五反田2-25-4 磯ビル1F
電話:03-6420-0132
不定休
撮影/国井美奈子
※女性セブン2020年9月24日・10月1日号
https://josei7.com/
●脇雅世さん流 基本のポテトサラダのコツ|滑らかな食感にするのに加えるものは?