乾物・缶詰のサラダレシピ|家にある保存食で手軽に調理・栄養豊富|河井美歩さん
ギラギラと暑い日はお買い物にも行きたくないし、火を使った料理もしたくないですよね。それなら、お家にある乾物・缶詰を使ったサラダを作ってみませんか。旬の野菜を使った、華やかなのに手軽にできるレシピが人気の料理家・河井美歩さんが“乾物・缶詰サラダ”を教えてくれました。
食物繊維が豊富な乾物は腸活にもなり、缶詰は真空加熱で栄養そのままで魚は骨まで食べられカルシウム補給にも最適ですよ。保存食をパパッとサラダに変身させちゃいましょう!
※材料は全て2人分です。
切り干し大根のソムタム風
<作り方>
【1】切り干し大根40gは洗って水に浸けて戻す。紫玉ねぎ1/4個はスライスして水にさらし、どちらも水気を切る。
【2】パプリカ1/2個は薄くスライスし、きゅうり1本はへたを取りせん切りにする。
【3】ボウルにレモン果汁大さじ3、ナンプラー小さじ2、砂糖小さじ2、赤唐辛子(輪切り)1/2本と粗く砕いたピーナッツ大さじ2を混ぜ合わせ、【1】と【2】を加えて和え、器に盛り、好みでパクチー適量をのせる。
さば缶と豆苗&なすのサラダ
<作り方>
【1】なす2本はへたを落として一口大の乱切りにし、水にさらしてアクを取ったあと水気を拭き取る。
【2】フライパンにオリーブオイル大さじ2、【1】を入れて塩適量を振り、ふたをして転がしながら中火で焼く。やわらかくなったら、水気を切り4等分にしたさば(1缶)を入れ、酒大さじ1を振り、焼きつける。
【3】豆苗1袋分は根元を切り、半分の長さに切って器に敷き、【2】とへたを取り一口大に切ったトマトをのせ、オリーブオイル大さじ2、レモン果汁大さじ2、しょうゆ小さじ2、すりおろししょうが1片、黒こしょう適量を混ぜ合わせてかける。
ひじきと雑穀のイタリアンサラダ
<作り方>
【1】もち麦100gは表示に従ってゆで、乾燥芽ひじき8gは洗って水に浸けて戻す。どちらも水気を切る。へたを取ったトマト1個、モッツァレラチーズ1個、オリーブの実6個はそれぞれさいの目に切る。枝豆約100gは塩ゆでして、実を取り出す。
【2】フライパンにオリーブオイル大さじ1とみじん切りにしたにんにく1片を入れて弱火にかけ、香りが出たらみじん切りにした玉ねぎ1/2個、さいの目に切ったズッキーニ小1本を入れて軽く炒める。
【3】【2】をボウルに入れ、粗熱が取れたら【1】とちぎったバジル10枚、オリーブオイル大さじ4、レモン果汁大さじ2を混ぜ入れ、自然塩小さじ2/3で味を調える。
コンビーフとゴーヤーのポテトサラダ
<作り方>
【1】ゴーヤー1/2本は5mm幅に切り、塩適量を入れた熱湯で1~2分ゆで、水気を切る。
【2】じゃがいも3個は皮をむいて4等分に切り、ラップをかけ電子レンジで4分ほど加熱し、つぶす。
【3】ボウルにマヨネーズ大さじ2、オリーブオイル大さじ1、しょうゆ小さじ1、粒マスタード小さじ1、塩適量を混ぜ合わせ、【1】と【2】、コンビーフ1缶を加えて混ぜ合わせたら器に盛り、黒こしょう適量をかける。
教えてくれた人
料理家・河井美歩さん/旬の野菜を使った、華やかなのに手軽にできるレシピが人気。著書に『混ぜるだけサラダとさっと煮るだけスープ』(主婦と生活社)。
撮影/加藤史人
※女性セブン2020年7月23日号
●缶詰博士が教えてくれる缶詰をおいしく食べる簡単レシピ10品