自家製しっとり鶏ハムの作り方とアレンジレシピ|あると大助かりな万能おかず|市瀬悦子さん
ひと手間かけた自家製の鶏ハムは、切って盛り付けるだけで上品な一皿に。旨味が凝縮されているので、他の食材をのせたり、和えたりするだけで一品完成するのでパパっと作れるので、介護中にも役立つこと請け合い。
料理研究家の市瀬悦子さんが美味しくおしゃれな鶏ハムのレシピを教えてくれました。鶏ハムと組み合わせて切って和えるだけおつまみも紹介。市瀬流は、一晩漬け込むことで下味がしっかり付いているので、アレンジしやすいのも特徴です。
「鶏ハムは薄切りや角切りなど、切り方を変えると食感が変わるので飽きません」(市瀬さん)。食べ方も自由自在で、あると大助かりな万能おかずでテーブルを彩ってみませんか?
“しっとり鶏ハム” 基本の作り方
一晩漬けると味が染み込みギュッと締まった鶏ハムに!
<材料>
鶏胸肉(皮なし)…小2枚(200g×2)
<A>
塩…大さじ1/2
砂糖…大さじ1
こしょう…少量
<作り方>
【1】鶏胸肉は縦に切れ目を入れて両側に開き、<A>を擦り込む。ポリ袋に鶏肉を入れ、空気を抜いて口を閉じ、冷蔵室で一晩漬け込む。
【2】袋から出し、鶏肉の水気をペーパータオルで拭く。ラップの上に鶏肉を縦に置き、その際に幅が細い方を手前、幅が広い方を奥に置く。手前から巻き、ラップできつく包み、アルミホイルで包む。これを2本作る。
【3】直径20cmほどの鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、【2】を入れる。弱火にして2分ほどゆでたら火を止め、ふたをして40分ほど置いて余熱で火を通し、取り出す。
<5つのポイント>
1.砂糖でコクと旨味がアップ。一晩漬けて下味を染み込ませる。
2.両端もしっかり押し込み、ぴっちりときつくラップを巻いて。
3.ゆでた時に水分が入らないよう、さらにアルミホイルで巻く。
4.沸騰した湯に入れ、弱火で2分ゆでたら、ふたをして余熱で40分じっくりと火を通す。
5.保存法はアルミホイルとラップを外し、蒸し汁を出して、再度ラップを巻くと長持ち。冷蔵で約5日間保存可能。
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