兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし「第49回 警察から電話がありました パート2」
ライターのツガエマナミコさんは、若年性認知症を患う兄と2人暮らし。仕事を退職し、ほぼずーっと家で生活する兄の日常を支えている。ある日、夕飯時に警察官を名乗る男性から電話がかかってきて、叔母を保護しているという。この電話、もしや詐欺!? 疑心暗鬼のツガエさんだったが…。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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一件落着だが…不安な未来
すぐにホニャララ警察のサイトを立ち上げ、自称警察官から聞いた電話番号と照合し、しっかり合致したことで、やっと内容が100%事実だと信じました。でもまだ保護されているのが叔母かどうかはわからないところ。
自分で叔母のいるグループホームに確かめたくても、その辺りのことは世話好きの叔母に任せきりで、住所も名称も思い出せないボンクラ。我ながら薄情な姪であることを恥じました。
そして念のため、その世話好きの叔母に電話をしてみると、スリーコールぐらいで繋がるではありませんか。
「あら、マナミコちゃん、ど~も~。お元気?お兄ちゃんも元気にしてる?」といつも通りの平和なお声。そのトーンから至って通常運転で、何事も起こっていないことがわかりました。
この叔母も78歳になります。認知症の叔母は彼女の妹という逆転介護でご