100円台レトルトカレーをアレンジ!もっとおいしくする簡単裏ワザ14
たび重なる災害の影響で、長期保存できるレトルトカレーが重宝され、2017年にはルーカレーの消費金額を上回った(*)。“ウィズ・コロナ”のいまもまた、保存食として、また免疫力を上げるメニューとして注目を集めている。でも、味は手作りには及ばないよね…というかた、必読!100円台のレトルトカレーを劇的においしくするアレンジレシピを紹介します。
(*)全国の主要なスーパーマーケットやコンビニエンスストアを対象にマーケティングリサーチ会社・インテージが調査。
→認知症を予防!最強のカレー、納豆、うなぎなどボケないレシピ
1日3gのウコンを10年間摂り続けると認知症予防効果に期待できる
「カレーのスパイスであるウコン(クルクミンまたはターメリック)には、肝機能や胃腸を活性化させる効果があるため、デトックスや免疫力アップに有効です。また、1日3gのウコンを10年間摂り続けると認知症の予防効果が期待できるともいわれています」
と、スパイス料理研究家の一条もんこさんは言う。
●100円台のレトルトカレーがアレンジしやすい
健康のため頻繁に食べるのなら、長期保存ができてすぐに食べられるレトルトカレーはうってつけだ。特に、100円台の安いレトルトカレーの方が、アレンジしやすいという。
「100円台のレトルトカレーの多くが洋風カレー。味つけがシンプルなので、調味料をちょい足しするだけで激変します」(一条さん)
レトルトカレーはすでに完成されたメニューなので、アレンジするだけなら、固形ルーを使って煮込んで作るカレーに比べて調理時間が圧倒的に短くて済むのも魅力だ。暑くなるこの季節、長時間火を使わなくて済むのもうれしい。早速挑戦してみては?
レトルトカレーをヘルシーに味変
●低カロリー&高たんぱく!『サラダチキンのヘルシーカレー』
【1】フライパンにレトルトカレー1袋、ひと口大に切ったサラダチキン1/2枚、ヨーグルト大さじ1を入れて熱し、煮立ってからさらに2分煮る。
【2】器に盛りつけたご飯1杯分にかける。
<POINT>
カレーにヨーグルトを加えるとまろやかな味わいに。調理済みのサラダチキンはちょい足しに重宝
●スパイス×リコピンでアンチエイジング『抗酸化力アップ! トマトカレー』
【1】フライパンにレトルトカレー1袋、トマト缶大さじ2を入れて熱し、煮立ってからさらに2分煮る。
【2】器に盛りつけたご飯1杯分にかける。
<POINT>
トマトのリコピンとスパイスにはともに抗酸化作用が。ダブルで効果あり!
レトルトカレーにちょい足しで味変
●辛さがマイルドになる!『煮切りみりんのコクカレー』
【1】フライパンを斜めにし、みりん大さじ2を加えたら煮立たせてアルコール分を飛ばす。
【2】【1】にレトルトカレー1袋を入れ、煮立ってからさらに1分煮る。
【3】器に盛りつけたご飯1杯分にかける。
<POINT>
砂糖とは異なる自然な甘みが加わる。そのままでは酒っぽさが残るので煮切るのがコツ!
●かにかま×チーズでダブルのコク『かにかまチーズカレー』
【1】フライパンにレトルトカレー1袋、ほぐしたかにかま3本分、ピザ用チーズ大さじ2を入れて熱し、煮立ってからさらに2分煮る。
【2】器に盛りつけたご飯1杯分にかける。
<POINT>
かにかまとチーズが旨みをプラス。具のないシンプルなレトルトカレーにおすすめ
●バターひとつで大変身!『焦がしバターカレー』
【1】フライパンにバター10gを入れて熱し、ほんのり色づくまで焦がす。
【2】レトルトカレー1袋、ウースターソース小さじ1を入れて熱し、煮立ってからさらに1分煮る。
【3】器に盛りつけたご飯1杯分にかける。
<POINT>
バターはただ入れるだけでも味わい深くなるが、焦がすことでさらに香ばしさもプラス!
●餃子で旨みアップ!『冷凍餃子のスープカレー』
【1】フライパンにレトルトカレー1袋、冷凍餃子4個と鶏がらスープ1カップを入れて熱し、煮立ってからさらに2分煮る。
【2】器に盛りつけ、ナンやご飯といただく。
<POINT>
肉と香味野菜が包み込まれた餃子は“旨みの爆弾”。スープにした方が餃子のエキスが溶け出しやすくておすすめ