梅雨の掃除術1日10分1か月チャレンジ|家事研究家の高橋ゆきさんが指南
梅雨時は湿気でほこりが取れやすく、気温の上昇で汚れもゆるみやすいため、掃除に最適な季節だという。1日10分でOK、1か月でラク~に家中をキレイにする”お掃除カレンダー”を、家事代行サービス『ベアーズ』副社長で家事研究家の高橋ゆきさんが提案。
汚れがゆるむ6月は1か月掃除チャレンジ
「家の掃除は成果が目に見えるため、やりがいを得やすい」と話すのは、家事研究家の高橋ゆきさん。
とはいえ、「毎日、同じことの繰り返し」などと思えば、掃除はストレスになる。
「掃除で大切なのは、あせらず、あわてず、いつもやさしい気持ちで取り組むこと。
あせると無駄な力が入って家具や家を傷つけ、あわてると掃除前より散らかり、疲れ果ててしまいます。
ラクにキレイにする方法がわかれば、習慣化できますよ」(高橋さん・以下同)
だが、家中をピカピカにとなると、やはり気が重い。
「そんな人にこそ、1日1か所、気軽にできるお掃除カレンダーがおすすめ!
毎日10分これに沿って掃除をすれば、1か月後には家中のほとんどの場所がキレイになります」
まずは準備。以下の掃除道具をそろえたら、いざ出陣!
高橋ゆきさん考案・手作り掃除グッズ6
身近な素材で作る高橋さん考案の掃除グッズは、無駄な力を使わず、簡単に汚れが落とせるものばかり。作ってみよう!
【1】軍手ぞうきん
ゴム手袋の上に重ねて軍手をすれば完成。ゴム手袋の裾を折り返せば、洗剤や水の液だれが防止可能。細かい部分を拭くのに活躍。
【2】使い捨て“芯”ノズル
トイレットペーパーの芯に切り込みを入れ、掃除機のホースの口にかませてテープで固定すれば、窓の桟などの掃除機がけに便利。
【3】三つ編みストッキング
ストッキングを股下あたりで折って結び、両足と股上部分の3本でゆるめの三つ編みにする。ステンレス素材の仕上げ磨きに最適だ。
【4】マンゴーカットスポンジ
スポンジのやわらかい部分に3分の2ほど切り込みを入れる。凸凹のあるコンロの五徳や網、窓の桟などの掃除に最適だ。
【5】ストッキング団子
足の付け根部分でカットしたストッキングに古靴下を入れ、くるくる丸めたもの。静電気を利用した汚れやほこり落としに使用を。
【6】ストッキングハンガー
針金ハンガーをひし形に曲げ、上からストッキングをかぶせたもの。手の届かない高いところや隙間のほこりもラクに取れる。
6月第1週(6/1-6)月初は拭いて磨く!
6月1週目は、まずは短時間の掃除でも目に見えて輝き、キレイが実感できる場所からスタート。成果がすぐ見えるのでやる気も起きる。
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