塩豚を使ったゆで豚レシピ|簡単仕込みで、アレンジ多彩、長期保存もOK!
おうちごはんが増えているいまこそ、値段が手頃で食べ応えがあるかたまり豚肉を食卓に取り入れてみませんか?塩豚にすればおいしさも使い勝手もアップ。栄養も満点だから、一度仕込めば冷蔵庫の定番になること確実です!
しかも、免疫力向上や美容に必要な栄養素がたっぷり入っているので、疲れがたまりやすい日々にはうれしい効果もあります。パパっとできておいしい塩豚の作り方と、アレンジレシピを紹介します。
目次
※記載があるもの以外、材料は2人分です。
免疫力の維持に欠かせない成分が豊富な豚肉
豚肉にはいま必要な栄養素がたっぷり含まれていると管理栄養士の金丸絵里加さん。
「豚肉には体の構成成分であり、免疫力の維持に欠かせないたんぱく質が豊富。また、糖質を分解してエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1が多いのも特徴です。ビタミンB1が不足すると糖質をエネルギーに変えられず太りやすく、疲れやすくなるので、しっかり補いましょう。さらに血行を促すナイアシンも多く含まれます。血流がよい状態を保つことも、免疫力アップにつながります」
塩豚は、豚の栄養を毎日おいしく摂れるスグレモノ!
寝かせると水分が抜け旨みが凝縮される
「使う部位は、赤身が多いもも肉などは水分が多く硬くなりがちなので、脂身と赤身のバランスがいい肩ロースがおすすめ。仕込みは塩をまぶしてラップで包み、冷蔵庫で寝かせるだけ。塩をやや強めにまぶすため、最初の2日程は塩味が強めですが、浸透圧で水分が出て旨みが凝縮される3日目以降においしくなります」
と、料理研究家の堤人美さんは言う。
作り方はごくシンプル 塩豚の作り方
かたまり肉に塩をまぶし、ラップで包んで冷蔵庫で寝かせるだけ。水気が出るので1日1回ラップを替えて、旨みを凝縮させるのがおいしく仕上げるコツ。
【1】豚かたまり肉に塩をまぶす
広げたラップの上に塩小さじ2を広げ、豚肩ロースかたまり肉(500g)をのせ、塩を全体にすり込む。
【2】豚肉をラップでぴっちりと包む
【1】の肉をラップで包む。空気が入らないようにぴっちりと包むこと。
【3】バットなどにのせ、冷蔵庫で寝かせる
水気が出るのでバットなどに入れて冷蔵保存。1日1回ラップを取り換えながら、3~5日熟成させる。
3日位寝かして熟成する
「塩豚は寝かせるほど熟成が進んで旨みが増します。3日は寝かせるのがおすすめです」(堤さん)。
冷蔵で5~7日、冷凍なら3週間程保存可能。
切り方で使い道いろいろ
使う分だけ切り分けたら、厚切りにして焼く、角切りで煮る、薄切りで炒めるなど、切り方と調理法でアレンジは自由自在。毎日でもレシピに加えられる。
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