コロナ疲れに…座ったままできるエクササイズ3選【まとめ】
新型コロナ対策で自宅にこもる日々が続く。仕事はリモートワーク、デイサービス閉鎖や学校休校などにより、家で座ってばかりという人も多いのでは? そこで椅子に座ったままでできる超簡単エクササイズをまとめてみた。
コロナ疲れに…足首ストレッチで血流促進
「運動とは、ジムやスポーツなどで積極的に体を動かすことだけではありません。日常生活で体をほとんど動かさない、つまり座りっぱなしの生活が、健康を脅かすのです」
そう話すのは、慶応大学医学部眼科教授。著書に『1日6時間座っている人は早死にする!』などの著書がある医師の坪田一男さん。
「人は立って歩くことで、足の筋肉を動かし、血液を循環させます。20~30分に1度は立ち上がって動くことが理想ですが、それが無理なら、座ったままできる血流促進ストレッチが有効です」(坪田さん)
●足首のストレッチ
足裏からふくらはぎを動かせるストレッチ。靴をぬいでゆっくり動かすのがポイントだ。
【1】足を肩幅に広げ、つま先を床に着けて、かかとを10回上下させる。
【2】かかとを床に着け、つま先を10回上下させる。
コロナで運動不足…膝伸ばしストレッチ
昭和大学公開講座「生活の中での体力づくりとは?─活動を大切に─」で、同大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーションセンターの認定作業療法士・渡部喬之さんが紹介する体操は、高齢者の転倒を防ぐストレッチだ。
高齢者の転倒で怖いのが、腰椎(ようつい)の圧迫骨折。よろけないようにするために、膝を伸ばす筋肉をしっかり鍛えてほしいと渡部先生は言う。
●転倒予防ストレッチ
椅子に腰かけ、膝を伸ばした状態で10秒止める
コロナで座りっぱなし…貧乏ゆすりエクササイズ
国立長寿医療研究センター脳機能診断研究室長の中村昭範さんによると、貧乏ゆすりにはふくらはぎの奥の血管をもみほぐす効果があるという。
お風呂や足湯に浸かってからやると、体が温まって毛細血管が拡張しているため、さらに効果的に。また、就寝の30分ほど前に行うと、安眠も期待できるという。
●貧乏ゆすりで足の冷えむくみ解消へ
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