米寿過ぎても現役な人は何を食べてる? 健康長寿の食生活
いつまでも溌剌で元気でいられる食生活の秘訣とはどんなことなのだろうか? テレビプロデューサーで演出家の石井ふく子さん(91才)に聞いてみた。
91才の今でもドラマ、舞台の現場で活躍し続けている石井さん。日々の食事はお手伝いさんが好みの料理を用意してくれるが、現場に差し入れするおにぎりは、石井さんの手作り。
控えめな味付け。でも素材にはこだわります
「お手伝いさんと二人で20個ほど握ります。お米はチータ(水前寺清子・71才)が作っているものや小林綾子ちゃん(45才)がくれる新潟産のものなど。具のたらこと鮭は青森から取り寄せています」
朝食をしっかり食べたら昼食はとらず、夕方におにぎりを1つほど。カステラをおやつに食べることも。好きなのは豚肉。アスパラの豚肉巻きが好物とか。
自身もマメに病院へ行って体をメンテナンスし、顔色の優れない役者やスタッフには、すぐに医者を紹介する。
「周囲の体調管理も、私の仕事だと思っているんです」
免疫力アップに乳酸菌摂取
また、83才のテレビリポーター東海林のり子さんはどうだろう? 健康や食事への特別なこだわりはないが、夫が腎臓を悪くしてからは、薄味調理を心がけているという。
「塩分を控えたいので、みそ汁よりも野菜スープ、野菜炒めもしょうゆを少なめに調理しています」
さらに、「私自身は塩分制限がないので、豚肉のしょうが焼きやみそ漬を食べて、疲れた体の栄養補給をすることもあります」と続けた。冷や奴をたんぱく質の補給に取るという。
自身の唯一の習慣は、腸内環境を整える大豆由来の乳酸菌サプリを飲むこと。
「免疫学の専門医に取材をした時に、腸内環境を整えれば病気になりにくいと聞いて、それ以来10年は飲み続けています。病は気から。“自分は病気じゃない”と思って過ごせば、調子よく過ごせるんじゃないかしら」
※女性セブン2017年9月28日号
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