コメント日|2023.09.21
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現在、日本国内の認知症患者は全国に500万人と推定されている。高齢化とともにその数は増え続け、2025年には高齢者の5人に1人にあたる700万人に到達し、認知症予備軍を合わせると1000万人を突破するとされる。65才以上の3人に1人、全国民の約10人に1人が認知症に向き合うという、未曾有の時代がやってくるのだ。
増え続ける認知症は世界でも問題視されている。2013年12月にはロンドンで「主要国(G8)認知症サミット」が開かれ、「2025年までに認知症の治療法などを確立する」ことなどを目標とする共同宣言が発表された。
言いかえればこれだけの“病”に現在、「治療法がない」のだ。そもそも認知症は病名ではなく、認知機能が低下した状態をさす。原因によって何種類かに分けられるが、なかでも「アルツハイマー型」「脳血管性」「レビー小体型」を「三大認知症」と呼ぶ。それに「前頭側頭型」を加えた4つの原因が主に認知症を引き起こす。
このうち、日本人の認知症の6割を占めるとされるのがアルツハイマー型。男性よりも女性の発症率が高いことが知られている。
アルツハイマー病が発見されたのは1906年。ドイツの精神科医アルツハイマー博士によって、世界的に知られるようになった。博士の研究によると、病に侵された脳には健常者では見られない「老人斑」というシミがあることがわかった。
その老人斑の正体は「アミロイドベータ」というたんぱく質。アミロイドベータが徐々に蓄積してかたまりになると、神経細胞が次々に死滅していき、記憶を中心とする脳機能を低下させる。同時に脳全体が次第に萎縮し、体の機能が失われていく。
発症すると物忘れが激しくなり、判断能力が低下して、周囲への無関心や徘徊などの異常行動が出現する。個人差はあるが、7~10年ほどかけて症状が進行し続ける。
厚労省の調査によれば、1999年に3万人ほどだったアルツハイマー型認知症の患者数は、2011年に36万6000人まで急増した。高齢になるほど発症率が高まることもわかっている。
増え続ける認知症をなんとかしたい──「治療薬」は世界中で開発が進められてきたが、なかなか功を奏していなかった。研究が進む米国でも、過去20年間で100を超える新治療薬の開発に失敗したという。
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