【部屋干しの洗濯物を早く乾かしたい】高齢者が使いやすい《衣類乾燥除湿機》特徴と選び方を家電の達人が解説「洗濯物が最短90分で乾く」「移動のしやすさも重視して」
上記をふまえ今回田中さんが紹介してくれた2つの製品は、ハイブリッド式とコンプレッサー式。どちらも高齢者におすすめしたい使いやすいモデルだ。
※価格は5月25日時点、税込み。
【1】ハイブリッド式ながら電気代を抑えたモデル
エコ・ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B /パナソニック
部屋干し臭が気になる人におすすめなのが、こちら。
「パナソニックの除湿機は、ナノイーX(一部ナノイー)を搭載し、部屋干し衣類を除菌(※1)し、部屋干し臭を抑えてくれます。本製品は、『エコ・ハイブリッド』と呼ばれる方式を搭載し、衣類乾燥・速乾モードでは消費電力が従来モデル(ハイブリッド方式・F-YHVX120)の約1/3(※2)に抑えられることが特徴。
長期間使わない時は内部乾燥ができるので本体内部も衛生的に保てます。コードが2.1mと長い上に、横移動がスムーズな4輪キャスターを搭載しているため、移動して使いやすいのもうれしいポイント」
※1:約6畳空間(吹出口から40㎝の位置)での約7時間後の効果
※2:F-YEX120Bと当社従来品F- YHVX120における衣類乾燥・速乾モードの消費電力の比較(JIS基準による)。ただし乾燥時間は長くなる
【データ】
商品名:エコ・ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B
メーカー:パナソニック
価格:6万9300円 ※公式オンラインストア価格
https://panasonic.jp/joshitsu/products/F-YEX120B.html
【2】高度なセンサー技術で効率的に乾かせるコンプレッサー式
部屋干しおまかせムーブアイ搭載タイプ MJ-M120YX/三菱電機
※1:室温27℃、相対湿度60%時。※2:(公社)全国家庭電気製品公正取引協議会「新電気料金目安単価」より31円/kWh(税込)として算出(2022年7月改定)。
洗濯物を素早く“ムラ”なく乾かしたい人は、こちらのコンプレッサー式に注目。
「三菱電機独自(※3)のセンサー技術『部屋干しおかませムーブアイ』を搭載したコンプレッサー式衣類乾燥除湿機。高度なセンサーが洗濯物の乾き具合をチェックし、乾きが悪いところに集中的に風を送ることで、効率的に洗濯物を乾かします。
4輪キャスターを搭載しているので持ち運びやすく、本体にハンドルがついているため、段差を乗り越える際にも持ち上げやすいです。さらに操作ボタンでの選択状況は液晶パネルに表示されるので、迷わず使いやすいのも特徴です」
※3:2025年4月17日現在。家庭用衣類乾燥除湿機において
【データ】
商品名:部屋干しおまかせムーブアイ搭載タイプ MJ-M120YX
メーカー:三菱電機
価格:6万3250円 ※実勢価格、編集部調べ
lhttps://www.mitsubishielectric.co.jp/home/jyoshitsuki/product/mj-m120yx
本格的な梅雨シーズンを迎える前に、ぜひ最旬の衣類乾燥除湿機にご注目を。「洗濯物が乾かない」問題をすっきり解決!
取材・文/桜田容子