今やるべき《冬物の衣替え》やってはいけない5つのNG「カビや虫食いを避ける方法や収納のコツ」を家事アドバイザーが解説
暑かったり寒かったりと衣替えのタイミングに悩みますが「そろそろ始めてもいいでしょう」と、家事アドバイザーの矢野きくのさんは話します。そこで、矢野さんに来シーズンも心地よく着用するための、冬物のお手入れやしまい方やありがちな失敗についても教えてもらいました。
この記事を執筆した専門家
節約・家事アドバイザー・矢野きくのさん
家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ・講演・連載などで活動。NHK『ごごナマ』準レギュラー他テレビ出演多数。新聞での連載のほか自動車メーカー、家電メーカーなどの企業サイトでコラムの執筆経験も。近年は中高年層の家事アドバイスや家庭でできるSDGsについての講演、SNSでの情報発信でも活動している。著書『シンプルライフの節約リスト』、『「節電女子」の野菜レシピ!』など。https://yanokikuno.jp/
気温が安定してきた今が衣替えに最適
3月なのに気温が夏日になる地域があったり、4月に寒の戻りがあったりと、服装に迷う日が多いですが、そろそろ完全に衣替えをしてもよいころでしょう。そこで今回は冬物の衣替えでありがちな失敗とやるべき衣替えの方法をご紹介します。
1.手袋やマフラーをそのまましまうと虫食いに!
意外と多いのが、手袋やマフラー、ネックウォーマー、ニットの帽子などを洗うことなくそのまま衣替えしてしまう人。これらは衣類の中でも肌に直接触れるものです。汗や皮脂などの汚れが付着しているので、そのまま収納してしまってはカビや虫くいの原因にもなりかねません。なによりも衛生的に好ましい状態ではありませんよね。冬の小物類は必ず洗ってから衣替えするようにしましょう。
おしゃれ着洗い用の洗剤などで、やさしく手洗いします。すすぎをしてからタオルなどで包み水気を取り、しっかりと乾燥させてから収納しましょう。
さほど高価でないものであれば、洗濯機のおしゃれ着洗いコースなどで洗濯ネットに入れて洗ってもいいですが、逆に高価なものであればクリーニングに出すようにしてください。
2.コート類も必ず手入れをしてから衣替えを
ウールやカシミヤ、ダウンなどさまざまな冬用コートがありますが、いずれもクリーニング代が高いので、クリーニングに出さないという人もいるでしょう。クリーニングに出すのがいちばん安全ですが、出さない場合でも、家で何もせずに収納するというのは避けましょう。汚れがついたままのコートは、カビや黄ばみ、虫食いなどにあい来シーズン着ることができないという事態にもなりかねません。
可能であればおしゃれ着用の洗剤で手洗い、すすぎをし、タオルで包んでから洗濯ネットに入れて軽く脱水してから乾かすようにします。
家で洗うのが不安なコート類でも、袖口や首周りなど直接肌に接している箇所の汚れは落とすようにしましょう。濡らして絞ったタオルなどを使い、ポンポンと叩くようにして汚れを取ります。その後しっかり乾燥させてから収納するようにしましょう。
3.忘れがちな靴やブーツ「靴の中の汚れ」は放置厳禁
衣替えというと服ばかり意識がいきがちですが、靴類もしっかりと手入れをしなければなりません。とくに靴箱は湿気や雑菌が多い場所なので、そのままにしておくと来シーズンにはカビだらけということも。
ブーツの素材によって具体的な方法は違ってきますが、まずはブラシで汚れを払い落とします。その後、目立った汚れがある場合はその靴の素材にあったクリーナーを使って汚れを落としてください。
また忘れがちなのが靴の中。濡らして絞ったタオルなどでしっかりと汚れを拭き取り、乾燥させましょう。
最後にブーツの素材にあったクリームなどを使い皮に栄養をあたえてから収納します。不織布のカバーなどをかけて靴箱に入れておくと良いでしょう。
4.収納するときはギュウギュウに詰めない
セーターなどの冬物衣類は重ねてギュウギュウに詰めてしまうと、毛糸の目や生地が潰れてしまいます。空間に余裕を持って入れて、可能であれば縦収納するのがおすすめです。縦収納することで、他の衣類の重みで潰れることがなく、探しやすくもなります。
5.防虫剤は衣類の下ではなく「上」が正解
防虫剤は衣装ケースの中でも上に置くようにします。防虫成分が上から下へと降りていく性質があるからです。必要な個数は製品ごとに違ってくるので、使う防虫剤のパッケージを参考にしてください。
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少しの手間をかけることで、せっかく買った衣類を長く良い状態で使うことができます。結果的にそれが節約にもつながるのです。ぜひお試しください。