介護の負担を減らしたい”ねがい”が詰まった話題のアイテム5選<注目のイベントレポート>
高齢になると慣れた自宅のリビングでも転んでしまうことも。「あわや骨折かも!?」という不安を解消してくれそうなアイテムを発見! 歩行時には硬く安定し、転んだときには衝撃を吸収する床材『ころやわ」シリーズ。床全面に敷くフロアタイプと、ベッドサイドなどに置けるマットタイプがある。
記者も体験コーナーで試してみると、程よい硬さで普段通りに歩けるのだが、膝をついてみると柔らかくダメージが少ないと感じた。
「内部の可変剛性構造体(mechanical・material)により、転倒時には衝撃を低減しつつ、車いす移動や歩行器や杖での移動でもへこみにくい構造になっています。普通のフローリングの転倒時よりも約半分に抑えられます。
高齢者のかたの転倒は室内で起きることが多いのです。頭を打ったり、骨折したりするリスクを回避するためにも、ぜひ活用していただきたいですね」(販売会社エクセレントケアサポート代表・大川寛正さん)
記者の母もリビングのフローリングで今年3回も転倒した。手すりや歩行器などを設置しているものの、住み慣れた自室内でもちょっとしたことで躓いてしまうので、このマットを敷いておけば安心だと感じた。家庭で使う場合は、設置したい場所で手軽に使える厚さ1.2㎝のマットタイプがおすすめとのこと。
『ころやわ』シリーズは、実際に病院や高齢者施設にも導入されている。2024年9月には、離床を伝えるセンサーを搭載した『ころやわマットセンサー』も発売が開始された。
【データ】
販売名:ころやわマット(薄型マットタイプ)
発売元:マジックシールズ
価格:Sサイズ 4万2900円、Мサイズ 5万3900円、Lサイズ6万4900円
公式HP:https://www.magicshields.co.jp/