値上げ時代の「節約・冷製パスタ」11選|1食100~200円台!水道代の節約技も
記録的な猛暑のなか、あらゆる食材や電気代の値上がりが続いている。そこで、1食100~200円台で作れる節約冷製パスタのレシピを料理家の金子文恵さんが考案してくれました。「食材の組み合わせ次第で、低予算でも豪華な一皿に仕上がります。水分で味がぼやけないようパスタは流水でしめず、冷やしたボウルの中で冷やすのが私流です」と金子さん。美味しくおしゃれな冷製パスタで残暑も値上げ時代を乗り切りましょう!
教えてくれた人
料理家 金子文恵さん
「ココロとカラダが喜ぶごはんを」がモットー。「ふみえ食堂cooking workshop」を主宰。著書に『なにしろ、親のごはんが気になるもので。』(家の光協会)ほか。
無駄なし!パスタの冷やし方
冷製パスタの基本はゆでたパスタを冷やすこと。水道代を節約する方法を金子さんが教えてくれました。
「塩・たっぷりの保冷剤(氷)・水を入れた大ボウルに、袋の表示通りにゆでたパスタと具材等を入れた中ボウルを重ね、和えながら冷まします。水道代節約でき、麺が水っぽくなりにくいですよ」(金子さん)
※分量は2人分です。分量表記のない食材や調味料は好みで調整してください。パスタの分量は乾麺の重さです。パスタは特記以外、鍋に2Lの湯を沸かして大さじ1強の塩を入れ、袋の表示より1分長くゆで、流水でしめたものを使用しています。
※めんつゆは2倍濃縮を使用しています。
※電子レンジは600Wを使用。食材を加熱する際は耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけています。
※1食分の値段算出は編集部調べです。パスタの値段は含みません。
にらベーゼ 1人分193円
グリーンが鮮やか! まるでジェノベーゼ
<作り方>
【1】にら1/2束、粉チーズ大さじ2、塩小さじ1/2、オリーブオイル大さじ3をフードプロセッサー等でペースト状にし、冷蔵庫で冷やす。
【2】フェデリーニ160gと【1】を和え、器に盛り、5mm角に切ったサラミ30g、砕いたくるみを散らす。
ズッキーニレモン
お財布にうれしい節約パスタ
<作り方>
【1】輪切りのズッキーニ1本分、いちょう切りのレモン1/4個分、すりおろしにんにく小さじ1/4、レモン汁大さじ11/2、オリーブオイル大さじ2、塩小さじ1/2をポリ袋で混ぜ合わせて空気を抜き、冷蔵庫で30分冷やす。
【2】カペッリーニ160gと【1】を和え、器に盛り、オリーブオイルを回しかけ、ピンクペッパーを散らす。
トマトスープ 1人分124円
ジュースが絡まり手軽に濃厚
<作り方>
【1】冷やしたトマトジュース(無塩)2カップ、フライドオニオン大さじ2、おろしにんにく小さじ1/4、塩小さじ1/2を混ぜ合わせる。
【2】フジッリ160gと【1】の半量を和える。
【3】器に盛り、残りのスープを加え、オリーブオイル大さじ1を回しかけ、粉チーズ、ちぎったバジルを散らす。
ツナきゅうりのヨーグルト風味 1人分281円
彩りさわやかなスープパスタ
<作り方>
【1】ツナ缶(70g)1缶を油ごと、5mm角に切ったきゅうり1/2本、おろしにんにく小さじ1/4、白ワインビネガー小さじ2、昆布茶小さじ1、粗みじん切りにした赤たまねぎ30gとディル5枝をポリ袋で混ぜ合わせて空気を抜き、冷蔵庫で30分冷やす。
【2】【1】とマヨネーズ大さじ1、プレーンヨーグルト1カップ強、冷水1カップを混ぜ合わせる。
【3】マカロニ160gに【2】を加えて器に盛り、ディルを飾る。
梅肉となめたけ 1人分104円