お正月の食卓に簡単&華やか!カップで作る<型抜き寿司>「鶏そぼろやツナなど手軽な食材でおもてなし」
プリンみたいな形がかわいい“型抜き寿司”は、カップに詰めてひっくり返すだけで作れるという。年末年始、こんな愛らしい寿司でおもてなしされたら、家族やゲストも大喜びすること間違いなし。この機会に是非作ってみて欲しい。
教えてくれた人
荒木典子さん/料理研究家
季節感を取り入れた日本料理を得意とし、幅広いメディアで活躍。著書に『いちばんくわしい 基本のおせち料理』(成美堂出版)など。
※型抜き寿司の材料は酢飯2合を使い、120mlのカップで4~6個作れる量を目安にしています。
■酢飯の作り方 →年末年始の食卓を華やかに!<手まり寿司>野菜・海鮮ほかシンプルな具材の時短レシピ
基本の型抜き寿司の作り方
カップ(プリンカップ、小さめのグラスやコップなど)にラップを敷き、具材を入れて酢飯を詰め、ラップで蓋をするように包んで軽く押す。ラップごとカップからはずす。
ポイント1
酢飯を詰めるときは、適度な力でまとめる程度に。あまり強く詰め込むと食感が悪くなり、ゆるいと崩れやすくなるので注意。
ポイント2
カップにラップを敷いておくことで、具がカップの底にくっつくことなくスムーズに取り出せる。しばらくおく場合は乾燥も防げる。
うなぎの型抜き寿司
市販の蒲焼きを使って手軽に。酢飯に山椒をきかせて
<材料と作り方>
【1】酢飯に粉山椒を混ぜ込む。うなぎの蒲焼きは細かく切る。
【2】カップにラップを敷き、うなぎを1㎝高さくらいまで入れる。
【1】の酢飯を詰め、包んで軽く押す。
かにの型抜き寿司
かに×ゆずの旬の組み合わせ。品のある一品に
<材料と作り方>
【1】ゆずの皮をおろし酢飯に混ぜ込む。ゆでたかには身をほぐす。
【2】カップにラップを敷き、かにを1㎝高さくらいまで入れる。【1】の酢飯を詰め、包んで軽く押す。
【3】ラップをはずして器に盛り、ゆずの皮のせん切りをのせる。
鶏そぼろの型抜き寿司
子どもも大好きな甘辛そぼろは酢飯にも合う
<材料と作り方>
【1】酢飯に青のりを混ぜ込む。フライパンに鶏ひき肉100g、酒大さじ1、薄口しょうゆ・砂糖各大さじ1/2を入れて混ぜ合わせてから火にかけ、ポロポロになるまで炒めてそぼろを作る。
【2】カップにラップを敷き、そぼろを1㎝高さくらいまで入れる。【1】の酢飯を詰め、包んで軽く押す。
【3】ラップをはずして器に盛り、根元を除いたスプラウトをのせる。
ツナの型抜き寿司
缶詰を使って手間をかけずに完成。きゅうりで食感もプラス
<材料と作り方>
【1】酢飯に白いりごまを混ぜ込む。ツナ缶は缶汁をきる。
【2】カップにラップを敷き、ツナを1㎝高さくらいまで入れる。【1】の酢飯を詰め、包んで軽く押す。
【3】ラップをはずして器に盛り、マヨネーズをかけて小さめの角切りにしたきゅうりをのせる。
撮影/川上朋子
※女性セブン2024年1月1日号
https://josei7.com/
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