【住空間を快適にする】60才を過ぎたら捨てるべきものと捨てた実例「ハイヒール」「夫のVHSビデオ」ほか
◆ヒールを捨てた!
若い時に履いていたハイヒールも、還暦を過ぎたらケガのもとになる。大事になる前に、きっぱりと捨てましょう。
◆VHSビデオを捨てた!
今や使わなくなったVHSビデオも整理。どうしても残したい場合は、デジタル化をするサービスもあるので利用してみるといい。
◆大掃除を捨てた!
ここ数年、脚立に上ったり、腕を上げるのがつらくなり、大掃除が億劫に。そこで、毎日こまめに掃除する生活に切り替えました。1日10分程度、ルーティンを決めてやっているのでそれほど部屋が汚れず、力を入れずに汚れが取れて楽。夫のアレルギーの症状も緩和しました。(67才・パート)
◆買い置きを捨てた!
管理能力が落ちてきたのか、気づくとバターが6個、カビ取りクリーナーが5本、賞味期限切れのレトルトカレーが20袋という事態に。これを機に、必要なものはその都度買って使い切ることに。おかげで月5000円ほどの節約になったのと、食品ロスが減りました。(65才・主婦)
◆大型家具を捨てた!
結婚するときに実家から持ってきた大きな桐のたんすや引き出し、鏡台を捨て、服も押し入れのプラスチックケースに収まるだけの量に減らしました。子供たちも独立したので、子供部屋のベッドや家具も処分したら、部屋が広くなって開放感が抜群。掃除が楽になりました。(61才・主婦)
◆服をたたむ生活を捨てた!
洗濯物を取り込んでハンガーから外し、たたんで時にアイロンをかけて収納する、という一連の作業が億劫に。そこで、服も下着もハンガーにかけて干し、乾いたら外さずにそのままラックに収納することに。これで家事の負担が5割くらい減ったように感じます。(69才・主婦)
◆推し活グッズを捨てた!
宝塚にハマり、多くのグッズを集めましたが、コロナ禍で公演を見に行けなくなると少し冷静になれ、推し活を卒業することに。残されたのは、一部屋分を占領しているグッズの数々。自粛生活で空いた時間を使ってメルカリで売ったら、それなりのお小遣いになりました。(62才・パート)
◆サプリメントを捨てた!
テレビCMを見て体によさそうだなと思って定期購買契約をしてしまい、退会が面倒で続けてきたサプリメントを全部やめました。目的は節約。毎月2万円も買っていましたから。「早くのまないと来月分が届いてしまう」というストレスからも解放されました。(61才・パート)
◆バスタオルを捨てた!
大形で厚手のバスタオルを使っていましたが、洗濯物の量が多くなり、乾燥にも時間がかかるため、夫婦ふたりだけの生活になったのを機に、家中のタオルをフェイスタオルだけにしました。洗剤の量が減り、収納場所もコンパクトに。もっと早く切り替えればよかった!(64才・主婦)
◆体重を捨てた!
58才のとき155cmで80kgもあり、健康診断で糖尿病予備軍だと医師から注意を受けました。そこで、ジムに通って筋トレをし、食事制限もしたおかげで、3年間で25kgの減量に成功。筋力がついて疲れにくくなり、代謝がアップ。健康診断の数値もよくなりました。(61才・会社員)
取材・文/前川亜紀 イラスト/なとみみわ
※女性セブン2023年10月26日号
https://josei7.com/
●片付け嫌いの心理カウンセラーが、自宅を片付けてわかったこと「部屋と心理状態には関連がある」|心地よい部屋の法則