老舗漬物店の人気商品を自宅で再現！「きゅうりのパリパリ漬け」とアレンジレシピ「お酢が入って疲労回復にも◎」
創業以来70余年にわたり、漬けものを作り続けてきた「やまう」の人気商品「お茶漬パリパリ」を自宅で再現！ 調理のポイントは水分を絞り切ること。絞った分パリパリになるんだとか。パリパリ漬けの漬け汁には酢が入るので、体の疲労回復も期待できる。夏の疲れが出やすい今に適した一品だ。
教えてくれた人
高橋淳子さん ／ やまう 企画部主任 高橋淳子さん、星井田敬さん ／ やまう 商品開発室主任・1級漬物製造管理士
今泉久美さん／料理研究家・栄養士
女子栄養大学栄養クリニック特別講師。野菜たっぷりで栄養バランスのよい家庭料理が人気。近著に『腸活とフレイル予防に「みそ汁」一日1杯5分の習慣 』（文化出版局刊）など。
「きゅうりのパリパリ漬け」の作り方
「絞る目安は生きゅうりの70％ほどですが、絞った分パリパリになります。加熱も短時間なので食感に影響はなく、むしろきゅうり特有の青臭さが消えて食べやすくなります」（星井田さん）
◆材料
きゅうり…4本（400g）
塩…小さじ1
大葉…1枚
しょうが…2g
漬け汁（4倍希釈めんつゆ・しょうゆ・酢・みりん・水…各大さじ2、砂糖…大さじ1）
※めんつゆは希釈度合で水の分量が変わります。
※ストレート（めんつゆ大さじ8、水不要 【4】の段階で水大さじ4分飛ばす）、2倍希釈（めんつゆ大さじ4、水不要）、3倍希釈（めんつゆ大さじ22/3、水大さじ11/3）。
◆作り方
【1】きゅうりはスライサーなどで0.8～2mm厚さの薄切りにする。
【2】ポリ袋に【1】と塩を入れてよくもみ、冷蔵庫に30分置く。
【3】【2】のきゅうりをサッと水洗いし、水分をきつく絞る。
【4】鍋に、漬け汁を入れ強火で煮立たせる。
【5】【4】に、【3】、大葉としょうがのせん切り、好みで一味唐辛子を2～4振り入れ、中火で全体に汁気が回るように混ぜながら煮立てる。煮立ったら弱火にし、さらに2分煮る。
【6】【5】を漬け汁ごと保存容器に入れ、蓋を開けたまま粗熱をとる。
【7】【6】の蓋を閉めて冷蔵庫にひと晩置く。冷蔵保存で1週間。
お店で販売している「お茶漬けパリパリ」はこちら
歯切れのよさが魅力！
【DATA】やまう
住所：東京都目黒区大橋1-6-8（写真は群馬工場）
料理研究家・今泉さんが「たまごサンド」にアレンジ！
