兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第217回 特養ショートステイを予約しました!】
ライターのツガエマナミコさんは、若年性認知症の兄と2人で暮らしています。兄のサポートが始まり7年が経ちましたが、症状が進行した兄を在宅でサポートすることに限界を感じてきたマナミコさん。いよいよ兄の施設探しに向けて、本格始動です。

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まずはショートステイから
朝、リハパンの中にお便さまがベットリだったので、浴室でシャワーをしていたら、ほどなくして兄のお股の間から追いお便さまがボトリボトリ…。シャワーのお湯に流されて散らばるお便さまを見ながら、わたくしが「あちゃ~」となったことは想像していただけるかと思います。これは介護あるある。何度やられても嫌なものでございます。
「お風呂場でよかったね」と思う反面、この浴室に素足で入り、髪も洗えば、体も顔も洗うのにと思うと決して気持ちのいいものではございません。匂いも鼻の奥に残りますし、お掃除で汗だくになりますし、当の兄はスッキリ涼しい顔をしてテレビを観ておりますし・・・。
今朝はそんなスタートでございました。
食事介助も続いております。朝はパンと果物なので一人で食べてくれますが、昼食と夕食はどうしても途中で食べるのをやめてしまう傾向がございま