“二の腕”にはツボがたくさん!1分1か所の”ツボ押し”で肩こりや自律神経失調対策!整体師直伝の体が軽くなる「二の腕マッサージ」
セルフチェックもツボ押しも、鏡の前で行うのが理想的。「自分はちゃんと腕を上げたつもりでも、実際はそうでもない場合も多いんです。目で見て確かめて、正確な状態を把握しましょう。そのうえで、ツボ押し後の体の変化に着目してみて」(吉田さん・以下同)。
まずは3パターンの腕の上げ方をチェック
腕を上げ、耳にくっつけます。その際、上がる角度や、痛み、肘の曲がり具合などを観察して。
【パターン1】
【パターン2】
【パターン3】
肩を動かさずに、首が左右どこまで曲がるかチェック!
首を左右にふって、どこまで曲がるかも確認しましょう。
腕が上がらない・首が回らない!痛くてつらい原因は…
いわゆる「四十肩・五十肩」といわれる症状で、肩の関節がスムーズに動かないことが原因。加齢や運動不足などにより、腕と脇のまわりの筋肉や、筋肉と骨をつなぐ腱が硬く縮こまってしまったため、関節と関節がぶつかって痛みが生じるというメカニズムによる。
そのまま放置していると筋肉や腱が固まったところは老廃物と脂肪のたまり場になりやすく、むくみも発生。代謝も悪くなり健康面にも悪影響が出るほか、二の腕タプタプ、胸が垂れるなどの悪循環が起きやすくなる。
効果アップのために心がけたいこと
【Point1】ツボ押しにおすすめなタイミングは朝!
【朝】
手と脳は近い関係にあり、ツボ押しで脳に刺激が直接届く。脳の血流がよくなって活性化するため、朝からシャキッと過ごせる。
【夜】
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていたり、夕方どっと疲れる人におすすめ。1日の疲れを解消する効果がある。
【Point2】ツボ押し前と後に白湯を飲む
白湯とは、「水になにも加えず、一度、沸騰させた湯」のこと。老廃物の流れを促進し、リラックス効果も得られる。一度に大量には吸収できないので、コップ1杯の量をゆっくり味わうように飲んで。
【Point3】最初はさわるだけ。徐々に“痛キモ”で
いきなり強押しはNG!脳が防御本能を働かせて筋肉を固めてしまい、ほぐれるどころか逆効果に。最初はとにかくソフトに、そこからじわじわと力を強めていくのがベスト。