介護食レシピ|10分でできる介護食|すき焼き、グラタン、お汁粉
レトルト介護食など、便利な市販品をうまく活用して、見た目も栄養価もグレードアップし、味も◎。日々の介護食作りを時短&ラクにするアレンジレシピを、介護食の料理教室やカフェの運営をする『Kamulier(カムリエ)』店長の志水香代さんに教えてもらいました。
今回は今までご紹介した中から、人気のメニュー3選です。
満腹感のある『お麩のすき焼き風卵とじ』
使用するのは、市販品の介護食「すき焼き」。
「お麩を加えることで、小麦粉のグルテンで腹持ちをよく。満腹感が得られます。おかゆにかけてすき焼き丼風にしてもいいですね」(志水さん)
とろける『パングラタン』
使用するのは市販の介護食「シチュー」。
「このままでももちろんおいしいのですが、パンをプラスすることで腹持ちがよくなります。わざわざおかゆを作ってドリアにするよりも、パングラタンのほうが手間がかかりません」(志水さん)。
喉につまらないお餅で「お汁粉」
お餅に使用するのは「白かゆ」。
「おかゆをお団子状にまとめてサッと焼いた“お焼き”は、お餅みたいなモチモチ食感なのに、ふわっと口の中でほどけ、飲み込みやすく仕上がります」(志水さん)。
レシピ提供/『Kamulier』 撮影/櫻井健司
※レトルト食品、とろみ調整食品など介護食品、介護予防用品は『Kamulier』で販売しています。また、定期的に開催されるワークショップや料理教室は、どなたでも参加ができます。
参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくはhttp://www.kamulier.com/shopbrand/ct63/
『Kamulier(カムリエ)』は歯科の医療機器メーカー『ジーシー』がプロデュースしており、東京・御茶ノ水、順天堂大学医学部附属順天堂医院裏手にあります。店舗では、スーパーパティシエとして名高い辻口博啓氏が介護食向けに考案したケーキなどが味わえるカフェとして(ケーキはテイクアウトや地方発送もあり)利用できる他、介護の「口から食べること」に関わる商品の販売があり、管理栄養士や歯科衛生士など常駐する専門家から、アドバイスも受けられます。
【データ】
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト:http://www.kamulier-gc.jp