週刊脳トレ|空間認識機能を30秒で鍛えよう「同じものを探せ!」
空間認識は日ごろ、室内や街中を歩いているときに無意識のうちに働いています。ぶつかったりつまづいたりせず歩けるのは、この機能のおかげなのです。今年は全国的に雪が多く降っていますが、雪や氷があっても滑りそうな場所を上手く避けるときも空間認識は関わってきます。転倒して骨折し動けなくなると、徐々に脳の働きが低下することが知られています。日常の安全確保は、認知症予防の一つとしておろそかにできないのです。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。
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