「家事を簡単と言う」「理詰めで会話する」「生活音がでかすぎる」…もうがまんの限界な夫に妻の叫び3選
コロナ禍のリモート勤務や自粛生活で夫と過ごす時間が増えた。そんな中、家事も手伝わずスマホでゲーム三昧、生活音がうるさい…等々、夫の姿にイライラしてがまんの限界に達した奥さまたちは少なくない。そこで、うっ憤がたまった妻たちの叫びをご紹介。読んでスカッとしてください。
1.家事を馬鹿にするなら家事で泣かせてやる!
下の子供が高校に入ったのを機に、15年ぶりに仕事復帰しました。すると、家事と仕事の両立が超大変に。そのことについてボヤいていたら、
「おれが手伝ってやろうか」
と夫が提案してくれたんです。それまでは、家事も育児も私に丸投げ状態だったので、ものすごくありがたくて、泣いて喜んじゃった。
で、早速土曜の夜、夫は掃除機をかけてくれたうえ、夕食まで作ってくれたんです。レシピサイトを見ながら、ハンバーグ、野菜炒め、みそ汁まで― 味もよかったので、ほめまくったら、調子に乗った夫が、
「なんだ、掃除も料理も簡単じゃないか。それなのに、あんなに“できない”って大騒ぎして…。この程度なら、仕事しながらだってお前ひとりでできるだろ」
なんて言いだしたんです。そこで私はキレた。
「食材を買ってきたのも私、調理道具をそろえて、後片づけをしているのも私、あなたがやったのは、膨大な量の家事のほんの一部。調子に乗るな!」
と叫びかけましたが、グッとこらえましたよ。これから絶対に夫に家事をやってもらおうと思ったから、ここで怒ったら、夫はすねて二度とやらなくなる。そこで、さらに持ち上げる作戦に。
「それはあなたが、要領がよくて器用だからでしょ。私じゃ無理よ~」
するとまんまと気をよくした夫は、年末の大掃除のとき、魚焼きグリルと換気扇の油汚れ掃除という、私がやりたくない家事を担当してくれたんだから、おめでたいものよ。
家事って、一つひとつの作業は、子供でもできる簡単なもの。でも、それを毎日永遠に続けるから大変なんですよね。その苦労もわからず、ちょっと手伝ったくらいで家事をした気になっている夫は許せない。今後長期計画で、家事のすべてを夫に任せ切るから、覚悟しておけよ!
(47才・会社員)
2.理系夫の理詰め会話がうっせぇわ
そもそも、15年前に結婚が決まったときから、夫との会話は面倒だなって思っていたんです。まぁ、だからって別れるほどではないし、そもそも、できちゃった婚だったからな~。
ウチの夫は製薬会社の研究員で、バリバリ理系脳。たとえば、私が新居用の大きな冷蔵庫を買おうとしたときも、
「コスパを考えたら、中サイズの型落ち品でいいだろ」
と言う夫。そこで、
「家族3人なら、普通はこのくらいの容量がいるのよ」
と言ったら、目がキラリ。
「“普通”ってなんだよ。どこからのデータ? 数値化してきちんと説得してよ。それよりもコスパを考えて比較検討した方がいいに決まっているよね」
と言いだしたんです。もうこんなことばっかり。加入する保険の銘柄、子供の進学先決め、車選びなどでも、
「みんなはこうしている」
「これが人気があるみたい」
などと言うと、
「数字を出して、正しくかつ具体的に説明してくれないか」
と返される。仕方がないので、適当なデータを見せつつ、プレゼンする癖がつきましたよ。こうなると、自分が本当に欲しいものって買えないんですよね。
「私が欲しいから欲しい」
は、商品の魅力がわからないから買ってもらえないの。しかも、壊れた機械の修理が上手。15年前に買った例の冷蔵庫も、夫が修理してくれたおかげで、いまも使えていますから。まぁ、いい節約にはなりますよね。
節約した分ですか? 全部私のへそくりに回して、友達との交際費に使っています。モノより思い出! 夫に邪魔されてたまるか!
(45才・主婦)
3.生活音がでかすぎる! かまってちゃんか!?
夫は声もでかけりゃ態度もでかい。小さいのは肝っ玉という残念な男。若い頃はそれを見抜けず、豪快に笑うところに惹かれて結婚したんだけど、25年もたつと、単なるうるさいオジサンでしかない。
うがいをすれば、洗面所から高らかに響くガラガラペッという音、廊下はどすどすと歩くし、イスはギーッと音を立てて引き、ドカッと座る。汁物はなんでも、ズズズッと音を立てて吸うし、カチャカチャと食器を鳴らして食事をする。もう、本当にうるさい。存在をアピールしたいのか、単に行儀が悪いのか…。
コロナ禍ではこれがずーっと続いたから、本当にイライラしましたね。リモートワーク中は、何度静かにしてとジェスチャーを送ったことか。まったく聞いてもらえなかったけどね。
最近では、リアクションも大きくなってきて、年末年始に実家へ向かう車の中では、夫が突然「あっ!」と叫ぶものだから、運転していた私はもうびっくり。危うく事故を起こすところでした。理由を聞けば、
「部屋のカーテンを閉め忘れたかも」
…くだらない。私の心のカーテンを全部きっちり閉めてやったわ。
(55才・パート)
取材・文/前川亜紀 イラスト/やまなかゆうこ
※女性セブン2022年1月20・27日号
https://josei7.com/
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