2か月でウエスト10cm減の人も！1日1分「腹肉しぼり」の簡単3ステップ

　「腹肉しぼり」は、たった1日1分間マッサージするだけで瘦せられると、話題になっている。「ウエストが6cm減った！」と気になる部分のサイズダウンや、「便秘」「肩こり」「生理痛」がラクになったたと、効果はさまざま。「シールはがし」「おへそずらし」「下腹つかみ」の3ステップを紹介。今すぐ簡単にできるので、気軽にダイエットしちゃいましょう！

1日1分間マッサージ、2か月でウエスト10cmダウン！

「12年間、何をやっても産後太りが戻らず、あきらめていました。でも、1日1分のマッサージを実践したら、食事制限も運動もせず、2か月でウエストが10cmも細くなったんです！　やり始めてから2～3日後には、時々感じていた痛みやしびれ、肩こりも軽くなりました」

　そう語るのは、都内在住の主婦・ひらやまさわこさん（46才）。

　「腹肉しぼり」は、1日1分間マッサージするだけで、短期間で大幅なサイズダウンが叶うと大反響を呼んでいる。

　考案したのは、セルフケアダイエットトレーナーで『1分でサイズダウン！　下腹しぼりダイエット　トイレに行くたびやせる！』著者の蜷川ちひろさん。蜷川さんのもとには、日々ダイエットに悩む人が訪れ、その多くがこのマッサージでダイエットに成功しているのだ。

たった10分でウエストがマイナス6cm！

　蜷川さんによれば、女性は30代後半になると、ホルモンバランスの影響で筋肉量が低下して血流が低下する。すると、体が冷えやすくなって基礎代謝が落ち、太りやすい体になるという。

「血行が悪いと、筋肉と筋肉の間にある『筋膜』という薄い膜が筋肉にベッタリと癒着し、さらに血流や筋肉の動きを妨げます。マッサージで癒着した筋膜をはがすことで、血流をよくして代謝を上げ、運動や食事制限をしなくても、ダイエットすることができるのです。効果が出るまでの期間はさまざまですが、人によっては一度やるだけでウエストが6cmサイズダウンすることもあります」（蜷川さん）

　手順は3ステップ。詳しい方法は左図を参考にしてほしい。

　まず親指の腹で腸骨の内側をゴシゴシとこする「シールはがし」で癒着した筋膜をはがし、次に“おへその芯”を両手でゆらす「おへそずらし」。その後、「下腹つかみ」で脂肪をもみほぐすだけ。その場でお腹がポカポカしてくるなど、即効性を感じる人が多いようだ。

　45才の主婦、豊田成美さん（仮名）も体験者だ。

「1分で効果が出るとはとても信じられず、10分かけて念入りに行いました。そうしたら、ウエストが6cmも減っていて、目を疑いました」

　30代の会社員の齊藤加奈子さん（仮名）も、「半信半疑でやってみたら、1日で14㎝もウエストが減った」と語るが、なぜそんなにも早く効果が出るのだろうか。

　腹肉しぼりを実践する前後の血流を医師が測定したところ、わずか3分間で、その場で測定した3人とも、お腹まわりだけでなく全身の血行がよくなっていることがわかった。詳しいメカニズムは明らかになっていないが、効果的に血流が改善することで、むくみが取れたり、筋肉の緊張がほぐれることが一因のようだ。