部屋干しの悩みを解消!日本の気候に合わせて開発された「衣類乾燥除湿器」の実力
部屋干しだとなかなか洗濯物が乾かない……。そんな悩みを解消してくれる家電の1つが衣類乾燥除湿機だ。その中でも三菱電機の『ズバ乾』は、大容量タイプでパワフル。開発の裏側には日本の気候の変化とユーザビリティーに寄り添った物語があった。
省エネ&ハイパワーを両立!洗濯物8㎏も一気に乾燥
高温多湿の日本の夏。ジメジメが苦手という人は多いだろう。それもそのはずで、三菱電機の調査によると、都市部の湿度は2012年から2019年までの7年間で10%近くも上昇しているというのだ。
ジメジメ期の悩みの1つとして挙げられるのが洗濯物の問題。雨天の場合、衣類を部屋干ししてもなかなか乾かなかったり、生乾き臭がしてしまったりすることもある。
三菱電機の『ズバ乾 MJ-PV250SX』は、同社の衣類乾燥除湿機の中でも最もハイパワーなタイプ。冬場でも高い除湿力を期待できるコンプレッサー式で、除湿パワーは24.5リットルと業界No.1(※)となっている。「本体と室外機を1つにした、いわば動くエアコンです」と営業担当の花田祐樹さんは胸を張る。
【※MJ-PV250SXの場合(除湿能力24.5リットル/日)。2021年4月14日現在。家庭用衣類乾燥除湿機において】
共働き家庭で2~3日分をまとめて、もしくは週末に1週間分をまとめて洗濯するという家庭が多いことを考慮し、本商品は8kg分の洗濯物を一気に乾燥できるようになっている。
年々高温多湿化していく日本で、大容量化のニーズは常に感じ取っていたものの、ハイパワーになると電気代が高くなるという課題があった。それを解消したのが、三菱独自の三列熱交換器だ。コンデンサー、サブコンデンサー、蒸発器という3つの熱交換器に風を当てることで、熱交換効率がアップし、省エネかつハイパワーを両立させることができたという。
湿度に応じた自動調整でムダなく除湿、停電にも対応
さらに画期的なのが、インバーター制御だ。従来の除湿機は、湿った衣類のある部屋でも湿度の低い小さな部屋でも常に一定のパワーで運転しており、これが電気料金がかさむ原因にもなっていた。ところが、『ズバ乾』は、湿度に応じてパワーを自動でコントロールし、ムダのない省エネで除湿することが可能になった。
衣類の乾燥はドラム式洗濯乾燥機で行うという家庭も多いが、衣類乾燥除湿機のメリットはどんなところにあるのだろうか?
「洗濯機の乾燥機能の場合は、衣類が傷んでしまったり、容量が少なく、洗濯物のすべてを乾燥できなくなったりなどの悩みを持っている人が多いようです。衣類乾燥除湿機はそういった悩みを解消する上に、部屋にカビがはえてしまったとか、フローリングの床が湿気で浮いてきてしまったなどという、住まいのしつこい湿気に悩んでいるかたにも好評をいただいています」と花田さん。
加えて、不在中に停電しても復帰後に元の運転モードに自動的に再開してくれる機能もついているため、「帰宅したら、電源が落ちていて乾いていなかった」という悲劇も防いでくれる。これからの時期に増えるゲリラ豪雨などの災害を考えると、停電も起こりうる。激しく気候が変化している日本で、衣類乾燥除湿機が必需品になる日も近いのかもしれない。
【データ】
四輪自在キャスターで移動がスムーズ。高さ630×幅410×奥行299mm。『ズバ乾MJ-PV250SX』/オープン価格(実勢価格約9万9000円)。
電話:0120-139-365(三菱電機お客さま相談センター)
※女性セブン2021年7月22日
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