兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第87回 「やめてよ」と言ったものの…】
洗面所のコップにオシッコをしてしまう…、ベランダで小便小僧になってしまう…、そして、浴室で大きい方をしてしまう…。若年性認知症を患う兄の症状は進行している様子で、同居する妹のツガエマナミコさんの不安とストレスは募るばかりだ。病気のせいとわかってはいるものの、先日、ついに兄を注意してしまったツガエさんだったが…。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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ベランダでオシッコするのを注意したのですが…
先日、久しぶりに外出をしたら、帰りの電車がストップして、復旧に1時間ぐらいかかるとのアナウンスだったので、真っ先に降りてバスで迂回路を目指したら、なんのことはない、電車は早めに復旧して、そのまま待っていた方が早かったという不運に見舞われたツガエでございます。あんなとき、どっしり構えるか、素早く動き出すかで、わたくしは大抵そっちじゃない方を選んでしまうような気がいたします。二股道で正解じゃない方を選びがちな方向音痴と関係があるでしょうか。
そんなわたくしは、昨日ついに兄に言って放ってしまいました。どうせ言っても止まらないので、何も言うまいと思っていたのですが、わ