兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし「第76回 理事長に就任いたしました」
兄と過ごす時間は長いけれど、ツガエマナミコさんの生活は兄のサポートだけではない。このたび、マンションの管理組合の理事長を引き受けてしまったという。そして、兄の日常にも変化が起きているこの頃…。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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坂道を転げるか!?兄の近況
この度、マンションの管理組合理事長に就任いたしましたツガエでございます。
このマンションに引っ越してきて約1年半が経ちまして、理事の順番が回ってくることはわかっておりましたが、まさか理事長になるとは思ってもいませんでした。しかも、あろうことか自ら志願してしまったのです。これはビックリ。7年住んだ前のマンションでも役職決めの際は誰とも目を合わさない作戦で逃れてまいりましたのに…。
理事会は6人で、役職決めは古典的な「あみだくじ」でした。それによってわたくしは「会計」をゲットしたのですが、「理事長」を引き当ててしまった紳士が「わたし、1週間に2日しかここにいないんですよ」とおっしゃりはじめ、