美人管理栄養士の体調管理にかかせない”有機りんご酢白湯”って?
管理栄養士、フラワーアーティスト。職業は違うけれど、健康であることが必須のお2人に、普段から心掛けている風邪予防対策について伺った。ウオーキング、ゆっくり入浴するなど、今日からでも始められる事がたくさん。風邪を引いてしまう前に、是非取り入れて欲しい。
管理栄養士松田真紀さん|お酢で風邪知らずに!
栄養指導をする以上、“元気”であることは必須です。と話してくれたのは、管理栄養士の松田真紀さん。
「頑張りすぎると必ず体調を崩してしまうので“何事も7割できれば合格”と、無理することをやめ、7時間睡眠の生活に変えたところ精神的にも安定し、風邪も引かなくなりました」(松田さん・以下同)
食の上では、有機りんご酢白湯が欠かせないという。
「気管支が弱いので、のどを乾燥させないようにこまめに飲みます。朝の白湯は体を温め、老廃物の代謝を促します。また、酢は血流促進による冷え予防、血糖値抑制、クエン酸の疲労回復効果のほか、酢酸菌は整腸作用(抗菌、殺菌作用)や風邪、ウイルス対策に最適。
良質のたんぱく質を含む大豆製品も摂りたい食品です。特にがんもどきやミネラル豊富な昆布などが入ったおでんはおすすめ。これにチューブしょうがや梅干しをちょい足しするのが私流。しょうがに含まれるショウガオールは代謝を高め、梅干しのクエン酸は殺菌作用があり、加熱すれば血流促進効果も」
松田さんの風邪予防対策の極意
【1】自分を追い込まず7割でOK!を心がける
【2】有機りんご酢白湯を飲む
【3】大豆製品、はちみつやしょうが、季節の食材をとり入れて、体を冷やさない
【4】消化の悪いもの、甘いものは摂らないようにする
【5】ゆっくり入浴し、7時間の睡眠をとる。夜更かしはしない。
【6】早朝ウオーキングをし日光を浴びる
教えてくれた人
管理栄養士・松田真紀さん
フラワーアーティスト前田有紀さん|植物でストレス解消
フラワーアーティストという職業は、華やかな印象の一方で、大きな鉢や重いバケツを運ぶなど重労働も多い。加えて前田さんは2児の母でもある。
「時間があれば自宅のテラスに出て新鮮な空気を吸ったり、夫や子供たちと自宅(鎌倉)のまわりを散歩します。食事面では『You are what you eat(食が体をつくる)』という言葉を大切に、地元の野菜や魚を取り入れています。
旬の食材は栄養もありますし、家族との会話も弾みます。冬は、体を内側から温めるしょうがを入れて炊き込みご飯にしたり、魚と一緒に煮込んだり、すりおろしてもずくや豆腐にも加えます。心も体も健康でいるためには、ストレスをためないことが何よりですね。不安や不満を感じたら、相手にきちんと伝えるなど行動に移し、早めに解消するようにしています」(前田さん・以下同)
ストレス解消には植物に触れるのもいいと知り、自宅では、“空気をきれいにしてくれる木”といわれる「エバーフレッシュ」(写真下)を育てている。
「夜になると葉を閉じ、朝日が昇ると葉を開く姿に癒されています」
前田さんの風邪予防対策の極意
【1】散歩をしながら新鮮な空気を吸う
【2】朝ヨガで背筋を伸ばす
【3】旬の地野菜や地魚や、おかゆ、果物など消化のいい食事を摂る
【4】ストレスのもとは早めに解消
【5】しょうがなどをとり入れならが、足先と首元を温める
教えてくれた人
フラワーアーティスト・前田有紀さん
テレビ朝日アナウンサーとして10年間勤務後、2013年に英国・コッツウォルズで見習いガーデナーとして修業を積む。2018年、フラワーブランド『gui(グイ)』を開業。ワークショップやポップアップストア、異業種とのコラボレーションイベントなど多角的に活躍中。夫とともに2児の育児にも奔走中。
『gui(グイ)』 https://gui-flower.com/
※女性セブン2020年11月26日号
https://josei7.com/