夏に快適!涼しいプリーツマスクの作り方とおすすめ布7選|印刷対応の型紙つき
高齢者や介護している人にとって、この季節はとくにマスクは暑いし蒸れるし、熱中症も不安…。そこで、初心者でも簡単に作れる夏用プリーツマスクの作り方を紹介する。夏のマスクにおすすめの涼しい生地や、実寸で印刷できる型紙も掲載。蒸し暑い季節は涼しい”ナツノマスク”で乗り切ろう。
夏マスクにおすすめの布7選
「マスクで散歩していると息苦しい…」
「マスクで介護しているとお互い汗だく…」
蒸し暑い季節を少しでも快適に過ごすために、涼しい生地のマスクが必須。服飾専門の今泉女子専門学校・渡部セツ子さんによると、涼しい夏のマスクにおすすめの布は、以下の7つ。
麻100%生地
麻100%の生地も通気性がよく、また見た目の涼しさもある。しかし、しわになりやすく、種類によっては肌触りが悪いものもある。
使い古したエアリズム
自宅にあるかたも多いユニクロのエアリズムは、さらっとした肌触りで通気性もよいので夏用マスクの生地として最適。化学繊維なので肌の弱い人は注意を。
シルク生地
シルクは肌への負担が少なく、さらに素材に含まれるセシリン(繭玉)で美肌効果もある。高価なものも多いが、着物の胴裏などは安価で使いやすい。
綿ローン生地
綿ローンの特徴は薄くてしなやかな作りのため、涼しさを感じることができ、夏に適している。ただし、薄いので飛沫を防ぐ能力は低め。
カルキュロ(R)
浴衣に含まれることの多いカルキュロ(R)は軽量、吸汗、速乾が期待できる高機能感性繊維。洗濯しても型崩れしにくいメリットもある。綿配合率が高いため、色落ちしやすいので、白物と洗濯するときは注意。
アイスコットン
触るとひんやりする天然繊維のアイスコットンは、よく汗を吸い、発散性がある。天然繊維のため肌にも優しい特徴もある。ただし、生地が薄いため、飛沫を防ぐことにあまり向いていない。
クールマーベラス
ひんやり感のある接触冷感タイプのニット生地。肌触りもよい。接触冷感生地は化学繊維であることが多い中、これは綿100%なので、肌の弱い人や化繊が合わない人でも安心。※以下の作り方では、この布を利用。
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