住宅メーカーが手がけた広くゆったりと住めるサ高住
グランドマスト西ヶ原
サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)をご存知だろうか。自身や家族の老後の住まいのことを考えたことがあれば聞いたことがあるかもしれないが、介護付き有料老人ホームとの違いなど細かい部分までは知らない方も多いのではないだろうか。
サ高住とは、自立あるいは軽度な介護を必要とする、比較的元気な高齢者のための住まいだ。床面積が原則25平方メートル以上、キッチン・浴室・トイレ・洗面設備などの設置、バリアフリーであることや、少なくとも安否確認、生活相談サービスを提供することなどの基準があるが、コンセプト、建物の質、コミュニティの雰囲気などはそれぞれで異なっている。共用の居間・食堂・台所などが十分な面積を有している場合、床面積は18平方メートル以上でも許されている。
飛鳥山公園や旧古河庭園などが近隣にある「グランドマスト西ヶ原」は、自立型のサービス付き高齢者向け住宅だ。東京メトロ南北線「西ヶ原駅」から徒歩3分と利便性も良く、周囲には公園も多く落ち着いた環境といえるだろう。
設計・施工は「積水ハウス株式会社」で、貸主は「積和グランドマスト株式会社」だ。住宅会社であることの強みを活かした設計、建築を行っており、広さが18~25平方メートル、居室内にはトイレ、洗面設備のみのサ高住が大多数を占める中、各住戸にシステムキッチン、浴室を備え、25平方メートルという基準を大きく上回る40平方メートル以上の広い間取りが特徴だ。