正しい持ち方を伝授! 安全に歩くためのステッキ使用法
ステッキを使うとき、安全性の面でもきれいな姿勢を保つためにも「正しく持つ」ことが重要と知っていた?
“おしゃれのためのステッキ”を提案するメーカー「Gaaru(ガアル)」は、2016年9月19日(月)の敬老の日に向けて、意外と知られてない「ステッキの正しい使い方」を説明するコンテンツ自社HPで公開。そのポイントは次の3つなのだそう。
肘が少し曲がるくらいの長さのステッキを選ぶ
腕が伸びてしまうような短いモノや、腕を前に出す様に突いてしまう長いステッキに慣れてしまうと、逆に姿勢を悪くしてしまう可能性が。ステッキの適当な長さは、「身長÷2+1cm」を目安に考えるものだけれど、体格や靴底の厚さなどの個人差にも左右される。そのため、厳密にこの長さというものは決めず、製品を触りながら判断することが大切なのだという。
かばいたい脚と逆側の手でステッキを握る
意外と知られていないのが、「どちらの手でステッキを持つのか」ということ。とっさに体重をかけた場合でもバランスを取ることができるように、かばいたい脚と逆側の手でステッキを持つのが正解。また、ステッキの中心にしっかりと手を置き、杖(ステッキ)先を足の20cmほど前方で構えると、美しい姿勢を保つことができる。
正しく足とステッキを動かして歩くための3ステップ
安全に歩行するためには、以下の手順を繰り返して。
【1】まず、支えとなるステッキを前に出す
【2】逆側の足を一歩前へ
【3】最後に、残っていた足を前に進める
同社のステッキは、1本の樫から作る「曲がり杖」。熟練した職人が素材を見極め、曲げをひとつひとつ丁寧に作り上げているという。持ち手部分に牛革カバーをあしらっているので、硬さや冷たさ、蒸れなどを感じにくい。このカバー部分についたボタンを指差すように持つと、間違った握り方をするのを避けることができるというのも便利。
また、2016年8月からステッキの長さ調整サービスをスタート。顧客の要望に応えて、これまで S(76cm)、M(81cm)、L(86cm)の3サイズで販売をしてきた「GAARU Walking Stick(ガアル ウォーキング スティック)」(2万4840円 ※送料別)で、1cm単位の長さ調整に対応するようにした(別途4980円)。
広報担当の松本さんによると、家族が購入してプレゼントする例が多いそう。
「在庫がある場合で商品到着まで1週間が目安です。調整をする場合には、贈りたい日の1か月ほど前に購入の手続きをするのがオススメです」(松本さん)
家族にステッキを贈ることを考えている人は、併せて参考にして。
【データ】
Gaaru(ガアル)「Walking Stick(ウォーキングスティック)」
販売価格 :2万4840円+送料 ※1cm単位で長さの調整も(4980円)
販売店 :公式ウェブストア、および関東近郊の取り扱い店舗で受注後、お店への取り寄せ・自宅への発送に対応
公式サイト:http://www.gaaru-jp.com/