《軽井沢ご滞在》上皇ご夫妻、今年もご静養で見せられた仲睦まじい姿 年を重ねられても続く献身的な“支えあい”
2025年8月21日から29日まで、夏のご静養のため長野県軽井沢町に滞在された上皇ご夫妻。おふたりの出会いの地である軽井沢は、新型コロナ流行の時期をのぞいて毎年のように訪ねられており、昨年の夏も訪問されている。
8月21日、午後3時ごろに軽井沢駅に到着された上皇ご夫妻。今年の5月に「無症候性心筋虚血」、7月に「上室性不整脈」と診断されてから、初めて公の場に姿を見せられた上皇さまは、駅で出迎えた多くの人たちに、笑顔で手を振られた。
滞在中の23日には、戦後、旧満州から引き揚げた人たちが入植した「大日向開拓地」のキャベツ畑を散策された。キャベツを見た上皇さまが「よく育っているみたいね」などと美智子さまに話しかけられていた。昨年と同様に手をつながれ、ゆっくりと歩かれた。
今年も仲睦まじい姿をみせられたおふたりだが、昨年の夏のご静養以降、それぞれ、ご体調に関する報道があった。
2024年10月に右大腿骨の上部を骨折された美智子さまは当初、車椅子を使用されていた。退院後、上皇さまがリハビリに励む美智子さまを見守っていたという。
リハビリを続けた結果、2025年1月2日に行われた新年一般参賀で、車椅子や杖を使用せず、ゆっくりと歩きながら登場された。
今年の5月、複数の心臓の持病がある上皇さまが検査入院された際、美智子さまは入院から退院まで毎日病院を見舞われた。
今年も、ご静養先で手をつなぎながら歩くおふたりの姿があったのは、お互いの体調がよくなるように、夫婦で献身的にお互いを支え合われてきたからだろう。
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