「フカヒレの姿煮も」本格中華フルコースに舌鼓!介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』グルメイベントをレポート
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厨房で料理人が腕を振るう食事が人気の介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』。趣向を凝らしたグルメイベントも開催し、評判となっている。8月31日には、生演奏を聴きながら中華料理のフルコースを味わえるグルメイベントを初開催。注目のイベントを現場からレポートします!
美食を追求し続ける『ウイーザス九段』の新たな試み
『ウイーザス九段』が支持される理由のひとつが“食事”。朝昼晩と料理人が厨房で仕込む料理はグルメな入居者たちも納得のおいしさ。「入居の決め手は食事だった」という声も多いという。
漁港直送の鮮魚をその日のうちにさばいた刺身、目打ちから焼きまで厨房で仕上げふっくら焼き上げた鰻といった、手の込んだ和食が評判だが、今後は洋食や中華料理にも力を入れ、バリエーションを増やしていくという。
日々の食事も満足度が高いが、月に2度、特別メニューを提供する「イベント食」も大人気。過去には鰻御膳や寿司懐石、ふぐ三昧などの豪華和食のほか、フレンチやイタリアンフェアも開催され、入居者やご家族にも好評だったという。
今回初の試みとなるのが“中華フェア”。『美味と響きの饗宴―中華料理ランチコンサート―』と題し、エスニックな響きが魅力の打弦楽器ハンマーダルシマーとギターによる生演奏を聴きながら、本格的な中華料理を味わえるグルメイベントが開催された。当日の様子をレポートする。
“中華フェア”に記者が密着、様子をレポート!本場中国屈指の料理人が腕を振るう
中華フルコースの料理を指揮するのは、中国出身の料理人、張書欽(ちょう・しょきん)さん。張さんは中国で国賓レベルのVIPも宿泊する4つ星高級ホテル「福建省西湖賓館」の料理長を務めた経歴をもつ実力派。普段は系列の『ウイーザス荻窪』の料理人として腕を振るっている。ウイーザス荻窪でもその本格的な中華料理は大好評で、入居者さんの喫食率※がとりわけ高いという。
※食事の利用数や食事の摂取量を表す指標。
そんな中華の達人が腕によりをかけて振る舞うフルコースがこちら!フカヒレやアワビなどの高級中華食材、美しい装飾に目を奪われる。
本格中華フルコース「フカヒレやアワビに舌鼓」
2階のダイニングルームでは、開始30分前から着席している入居者さんもちらほら。中にはナプキンを身に付けて心待ちにしている人も。
厨房ではコース料理の華やかな飾り付けの準備が着々と進み、スタッフたちはお茶やジュースなどお一人おひとりに合わせたドリンクを準備したり、配膳の段取りを確認したり、キビキビと動いているのが印象的だ。
スタッフ用の座席表には、入居者さんの名前とともに「粗刻み」「軟らか食」「一口大」の付箋が貼られ、ひとり一人の食事形態にきめ細やかに対応していることがわかる。
飾り切りが見事な前菜からスタート
開催時刻の11時。ハンマーダルシマーとギターの優しい音色が食堂に響き始めると、前菜から配膳が始まった。どの食材も食べやすいよう、一口サイズになっている。
花や蝶に見立てた前菜の盛り付けを見て、思わず顔がほころぶ入居者さんたち。
「贅沢な時間ね。音楽も素敵で踊りたい気分」と上機嫌で、前菜にあしらわれた飾り切りにうっとりする入居者さんや、「食べるのがもったいない!仏様にお供えしたいわね」と微笑む人もいた。
次々と運ばれてくる料理は、美しくゴージャス。やわらかく仕上げてある大ぶりのフカヒレの姿煮を口にした入居者さんたちは、「やはりプロが作る中華はひと味違う」と口々に絶賛。
「こんなに大きなフカヒレはなかなか見かけませんよね。中華料理は昔から大好きなの。関西に住んでいたとき子ども達を連れてよく中華料理を食べにいったことを想い出しますね」と、ホーム最高齢の入居者さんはとろみのついたスープを嬉しそうに味わっていた。
料理関係の仕事をしていたというオシャレな入居者さんは、
「仕事柄いろいろなお料理をいただいてきましたが、ここはすべてのお食事のレベルが高くて本当においしいの。今日の中華は新しい装いね。見た目がとても美しいから、いつもより箸が進みます」とにっこり。
続いて「牛肉とズッキーニのオイスター炒め」「アワビの旨み椎茸そば」と、豪華メニュー続く。
料理人の張さんが「野菜は一度蒸してから炒めている」というだけあって、食感をほどよく残しながら、口の中でほろりと崩れるやわらかさに仕上がっている。
「牛肉もやわらかくてコクがあっておいしいですね。孫たちが好きな中華風おこわを作ることがあるんですが、こういう複雑な味わいはなかなか出せないんですよね」と料理好きだという入居者さんも舌鼓。
アワビもやわらかく、食べにくい人には小さくカットして提供されていた。スープもなんとも複雑な味わいで、口の中に旨みがじんわり染みる絶品だった。
コース最後のデザートは2種。「パパイヤと白きくらげの甘味スープ」と「メロン」でフィニッシュ。細かくカットされたパパイヤと白きくらげはのど越しがよく、ココナッツの風味でまろやかな味わいだ。
メロンは指でつまみやすいようにと中央の皮を残してカットされていた。前菜からデザートまで一皿一皿、細やかな配慮が行き届いている。
「美しさ、味、食べやすさに工夫を凝らした」と料理人・張さん
高齢者施設の料理は「薄味なのではないか」と思っていたが、本格中華ならではのしっかりした味わいに驚いた。辛みや油、刺激は抑え目なのに、旨みやコクをしっかり感じるので食べ応えがある。
野菜のほとんどが一度蒸してあるので口の中でほろりと崩れる。春巻きなどの揚げ物もカリッと揚がっているのにしっとり感もあり、とても食べやすかった。
こうした入居者さんに思いを寄せた料理に、「味はもちろん、食べやすさ、見た目の美しさにも工夫を凝らしました」と料理人の張さんは胸をはる。
「どのかたにも食べてもらいやすい食感を心がけました。野菜は炒める前に茹でたり蒸したり、ひと手間かけています」と張さん。特にこだわったのが“スープ”だという。
「中華はスープの味が料理を左右する重要な要素といわれています。とくに『アワビの旨み椎茸そば」は、豚足の骨や豚の皮、鶏一匹を丸ごと入れて8時間弱火で煮込んでだしをとりました」(張さん)。
心地よい生演奏を聴きながら美しく香り豊かなお料理を味わう――五感がフルに刺激される濃密な2時間だった。
張さんの本格中華を日常的に食べられるとは、なんとも贅沢。この日も、ほとんどの入居者さんが完食されていて、満足そうな笑顔を浮かべられていたのが印象的だった。
食事がおいしいと、それだけで生きる喜びになる。美食を追求し続ける『ウイーザス九段』に今後も注目だ。
撮影/柴田和衣子 取材・文/桜田容子
介護ポストセブンからお申し込みいただいたかたには特典があります。見学をお申し込みされる際、「介護ポストセブン」の記事を見たとお伝えください。
【データ】
■ウイーザス九段
介護付有料老人ホーム(一般型(介護予防)特定施設入居者生活介護)
所在地:千代田区神田神保町三丁目6番地
居室数:84室
定員:87名
全室個室 一人用居室81室、二人用居室3室
入居要件:原則満65歳以上、入居時自立・要支援・要介護の方
運営主体:株式会社ウイーザス(株主 小学館不動産株式会社・株式会社久保工)
https://withus-care.jp/
■個別見学・相談会開催中!
問い合わせ:0120-142-089(9:00~19:00)
URL:https://kudan.withus-care.jp/
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