兄がボケました~若年性認知症の家族との日々【第199回 神出鬼没のお便さま、そして…】
ライターのツガエマナミコさんが一緒に暮らす兄は若年性認知症を患っています。発症からかれこれ7年、兄の症状は進行中。日常生活全般をサポートするマナミコさんの悩みの種は「排泄問題」で、さまざまな対策を講じますが、なかなかうまくいかない…。今日も、お便さま、お尿さまに翻弄されている模様です。

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桐箪笥の危機!お尿さまがぁ!!
60歳になったらカラオケ料金が安くなりました!
会員証が一般用から老人用に変わったので、受付で「『わぁ、この人60歳越えでひとりカラオケ(笑い)』と思われるだろうな」と過剰な自意識に苛まれたりもいたしますが、いつでも1時間無料になるなんて夢のような特典をいただいて嬉し恥かしのツガエでございます。
兄のお便さま攻撃はこのところ絶好調で、ある日はお風呂場の洗面器、またあるときはベランダの片隅にと、神出鬼没でございます。
お尿さま攻撃はさらに加速度をあげておりまして、浴室の入り口、キッチン横の壁、テレビの裏の床、植木鉢の下に引いてあるレースの花瓶敷などなど…思わぬところでお尿さまと遭遇いたします。
その都度のお掃除もさることながら、「どこに何があるかわからない」という警戒心で家の中なのにリラックスできない状態で