【プレゼント企画】噛む力や飲み込みが気になる高齢の親には電気圧力鍋での調理がおすすめ!ほったらかしで魚を骨ごと、ホロホロのお肉も
高齢の親が、毎日の食事できちんと栄養を摂れているか心配…。そんな不安を抱えている人は多いはず。カルシウムやたんぱく質にも気を配った食事をしてほしいが、食材を軟らかく、飲み込みにも気を配った料理を作るのは、なかなか大変なもの。食べ盛りの子ども二人と暮らす記者は、親と子ども、両方に気を使った食事の支度にバタバタな日々だ。そんな悩みを電気圧力鍋が解決してくれると聞きつけた。早速、今どきの圧力鍋を使ってみた!
試したいメニューがいっぱい
今回試してみたのは、シロカの「おうちシェフPRO L」だ。メニューにもよるが、基本、材料を鍋に入れてボタンを押すだけ。あとは、ほったらかしで料理が完成する。以前使っていた圧力鍋では、調理中シューッという大きな音がしたり、つきっきりで火加減を見る必要があったりした。食材が軟らかくなるのはうれしいが、なかなか使い慣れなくて、結局あまり使用しなくなっていたのだが、「おうちシェフPRO L」は、火を使わず、調理中にほぼ音がしないので、安心。おしゃれなデザインにも心惹かれる。5.5合炊きの炊飯ジャーと並べるとふたまわり大きいくらいで、置き場所にも困らなそうだ。
6人分調理できる大きめサイズなので、作り置きもできるし、親の分、家族の分を一度に調理できるのもうれしいポイントだ。
●推しポイント
□時短・ほったらかしで、手の込んだ料理が完成
□煮込み、蒸し、炊飯、無水調理など、1台12役
□骨まで軟らかい煮魚や煮物など、じっくり煮込む料理も短時間
□100のオートメニューで献立選びにも迷わない
□大容量だから親の分と自宅分が一度に。大きい食材の丸ごと調理も
□副菜の作り置きにも助かる
□大きくて見やすいディスプレイや簡単操作ができるダイヤルを搭載
圧力調理をはじめ、無水調理、蒸し調理、炊飯など合計12種の方法で調理できる。材料をセットしたらボタンを押すだけのオートメニューは100種類も。レシピはホームページで見られるほか、付属のレシピブックが見やすく便利だ。
【やってみた】面倒なイメージのある『豚の角煮』にチャレンジ
今回は、お肉が軟らかくなるのに時間がかかるイメージが強い『豚の角煮』を作ってみた。食卓に出せばかなり料理上手になったと威張れるメニュー。ボタンを押すだけで表示されるオートメニューにあるレシピだ。材料や作り方は、付属のレシピブックの通りにやってみた。
【1】 材料は豚バラ肉ブロック、長ネギ、しょうが、ウーロン茶、酒、みりん、砂糖、しょうゆ。
ウーロン茶がお肉の煮くずれを防ぎ、さっぱりした味わいに。無ければ水で代用を。どれもスーパーで手に入りやすい材料ばかり!
【2】長ネギを5センチ程度のぶつ切りに。
【3】豚バラ肉ブロックを3センチほどの厚さにカット。
【4】 内なべに、豚、長ネギ、薄切りにしたしょうがを入れ、ウーロン茶と調味料を混ぜたものを加える。
ふたをして、圧力切替弁の向きなどを確認。最初に調味料を入れるので、味つけで失敗する不安がないのがいい!
【5】材料と調味料をセットし、オートメニューから『豚の角煮』を選んでスタートボタンを押したら、あとはほったらかし。
火の見守りの必要がなく、安心して他の用事を済ませられることがうれしい!
【6】出来上がり。箸で切れるほど軟らかく、味がしっかり染み込み家族にも好評だった。本体が自動で12時間保温してくれるので、帰宅時間がバラバラな家族の夕食に、温め直す手間がなくすぐに食べられる。
【編集部おすすめメニュー】カルシウムたっぷり『いわしの梅煮』
オートメニューの中から、高齢の親にぜひ食べてもらいたいメニューを紹介する。
ウロコを取り、頭とワタを除いて水で洗ったいわしを、しょうが、水、酒、みりん、しょうゆ、砂糖、梅干しとともにセット。オートメニューから『いわしの梅煮』を選び、スタート。55分で出来上がる。
親が骨を喉に引っかけるのが心配で敬遠していた魚料理も、骨ごと食べられる軟らかさに。
【編集部おすすめメニュー】食の楽しみに、濃厚な『チーズケーキ』
おやつも大事な栄養源。食べやすくておいしいデザートをご紹介。
材料はクリームチーズ、グラニュー糖、薄力粉、生クリーム、卵、レモン汁、ビスケット、バター、水。
砕いたビスケットと溶かしバターを混ぜて容器の底に詰め、クリームチーズほかを混ぜ、薄力粉をふるいながら混ぜたものを入れる。オートメニューの『チーズケーキ』を選んでスタート。14分でおしゃれなチーズケーキの完成。
親も喜んで食べてくれそうだ。
操作が簡単、火を使わず安全。ぜひ親にも薦めたい
使って実感したのは、豚の角煮がお店のようにとろりと美味しくできるのに、ボタンを押したらそばで見ている必要がない便利さ。他の用事を済ますことができ、介護中の人は特にありがたいはずだ。予約機能があるのも助かる。
また、高齢になると、ガスコンロの青い炎が見えづらくなるという。親の火の元の気になるところ。使いやすいこの商品は、親自身が調理に使用するのにも役立ちそうだ。
この1台があれば、栄養価の高い料理を、しっかり食べてくれるかもしれない。
ちなみに手入れも楽ちん。内なべ、ふたなどをシンクでパッと洗えるので、面倒臭がりでもストレスなく使えそう。おしゃれなデザインがインテリアに馴染み、年齢に関わらず使いやすそうだ。
ここにも注目
圧力をかけて沸点を上げ、食材を短い時間で軟らかく、栄養を逃さず調理できるのが圧力鍋の特徴。『おうちシェフPRO L』は一般的な電気圧力鍋の圧力値が70kPaのに対し、100kPaという高圧力のため、より栄養を逃さず調理できる。
短時間調理で電気代の節約になるだけでなく、調理中の水分蒸発が少ないので使用する水の量も節約に。光熱費の高いご時世にありがたい、エコな製品だ。
管理栄養士が薦める、電気圧力鍋での介護食作り
教えてくれたのは/シロカ レシピ開発担当/管理栄養士 三井詩織さん
「電気圧力鍋を使えば、食材が手軽に軟らかく仕上がり、噛みにくくなってきた方への介護食作りにお薦めです。
小さく切ることも一つの手段ですが切る手間がかかりますし、食材を細かくすると口の中でばらつきやすく、噛みにくくなってしまうことも。見た目が悪くなり、食欲が落ちてしまう方もいらっしゃいます。
『おうちシェフPRO』なら、野菜もごろごろした形を残して軟らかくなり、しっかりうま味や甘みを感じられます。食材やメニューに合わせて圧力値を設定しているので煮崩れしにくく、食材に合った食感を楽しめるのがポイントです。
魚を骨ごと食べてカルシウムを摂りたい方には、オートメニューに『いわしの梅煮』、『骨まで食べられるさばの水煮』、『さんまのしょうが煮』があります。カルシウムが不足すると骨粗しょう症や骨折、歯の欠損につながるだけでなく、高血圧、糖尿病、動脈硬化などのリスクも高まります。魚にはカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれていて効率的なので、世代を問わずもっと食べていただきたいですね」
※食事の制限がある方は医師や管理栄養士の食事指導に従ってください。
【商品データ】
「おうちシェフPRO L」(4~6人用 電気圧力鍋)
カラー/ホワイト(W)
容量/調理容量:3.5L 満水容量:5L
サイズ/幅27.5cm ×奥行34.5cm ×高さ28.7cm
本体重量/5.8kg
セット内容/本体、計量カップ、蒸しかご、パッキン(内ふた用・予備)、レシピブック、取扱説明書(保証書)
実勢価格32,780円(編集部調べ)
シロカ公式HP:https://www.siroca.co.jp/product/ouchichefpro-l/
プレゼントのお知らせ
今回、「おうちシェフPRO Lホワイト」(実勢価格32,780円)を1名様にプレゼントします。
「介護のなかま」に登録、アンケートに回答してくださった方が対象となります。以下よりご応募ください。
取材・文/タレイカ
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