人気YouTuber「PBOY」が教える東京・三河島「丸萬商店で本場のキムチを堪能」
東京・三河島には「韓国にいるみたい!」と評判のエリアがある。国内にいながら韓国に行った気分を味わいたい、本場の味を堪能できる韓国料理店へ足を運びたい人必見! 今注目の日韓3人組YouTuber「PBOY」のJINSUさんが、三河島でおすすめのお店を教えてくれました。
上野から電車で約5分の住宅街。戦前に始まった東京で最も古いといわれるコリアタウンだが、近年、「現地の市場のような雰囲気を味わえる店がある」と注目が高まっている。話題の『丸萬商店』は、9時の開店と同時に出来たばかりのキムチや食材などを求めるお得意さんで賑わう。
「買い物の後は近辺の韓国料理店へ。昔ながらの味わいと、情にあふれた下町の雰囲気に触れられます」(JINSU)
種類豊富なキムチが量り売りで買える『丸萬商店』
40種類以上の浅漬けキムチを販売する関東最古の韓国食材店。芸能人がお忍びで買いに来たり、都内の料理店に卸したりという知る人ぞ知る名店だ。出来立てはたれの甘みを強く感じ、熟成後は爽やかな酸味が味わえる。
「日本人でも食べやすい優しい味付け。気になったものを少しずつ買う楽しさもあります」(JINSU)
一番人気の白菜キムチは1か月で約7tも作るが、夕方には売り切れてしまうことも。夏はみょうが、これからはヤンニョンケジャンなど季節限定商品も。『白菜キムチ』(100g・118円)ほか。
「韓国でも日本でも、手作りでここまで種類豊富なキムチを取り揃える店はなかなかありません」と高田さん。
白菜を塩で1日漬けた後、水をよく切ってキムチのたれを塗る。仕込みは朝5時から行い、午前中には店頭に並ぶ。
豚足は、くさみがなく肉付きのよい前足のみを使用している。1日15本限定で販売している味付け豚足も人気。
皮付きの豚を約1時間半ゆで、吊るして余分な脂を落とす。毎朝10時半頃にはアツアツの出来立てが買える。『ポッサム』(100g・248円)。
住所:東京都荒川区西日暮里1-4-22
URL:https://www.k-maruman.co.jp/
買い物帰りはココで食事!『焼肉 モランボン』
地元の常連客で賑わう焼肉店。済州島出身の在日コリアンが多い三河島で、済州島生まれの母親から味を受け継いだ金田聖哲さんが作る郷土料理は大人気。焼き肉はもちろん、シメによく食べられる『コサリスープ』と『モンクッ』という2種類のスープも人気のメニューだ。
山菜や海藻が豊富に採れる済州島ならではの郷土料理。地域の人が集まる慶事や弔事の際に食べられていた。焼肉のシメに2種類とも食べる人が多い。
海藻のホンダワラは済州島から直輸入。海藻のプチプチ食感と牛骨ベースのスープの旨みが味わえる。『モンクッ』(950円)。
店ではコサリ(ワラビ)の代わりにゼンマイを使う、牛肉入りのピリ辛スープ。ご飯を加えてクッパ風にするのが通の食べ方。『コサリスープ』(950円)。
住所:東京都荒川区東日暮里3-42-9
URL:http://www.moranbong.tokyo/ (本店)
教えてくれた人
PBOY・JINSUさん/日韓3人組YouTuber「PBOY」に所属する、東京育ちの韓国ボーイ。YouTubeチャンネルで三河島をはじめ日本中の韓国料理店を紹介。
撮影/平林直己
※女性セブン2022年10月20日号
https://josei7.com/
●人気の激辛”韓国料理”お手軽レシピと作り置きアレンジ|料理研究家・島本美由紀さん