【短期集中連載】なとみみわさんが振り返る介護「ばあさんとわたし」【家族になった日<6>】
介護ポストセブンの人気連載「兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし」でもおなじみのイラストレーターなとみみわさんが、夫の母(通称「ばあさん」)の介護を振り返る短期集中連載です。7.2万人のフォロワーを持つなとみさんのInstagram https://www.instagram.com/miwasowmen/に投稿され、感動を呼んだストーリーを介護ポストセブンでも公開します。
●前回までのあらすじ
長期入院後、すっかり体力の落ちたばあさんと同居を始めたなとみ一家。退院後のばあさんは、テレビを見てうつらうつらするばかりで家でじーとしています。もともと働き者だったはずのばあさんが、早く元の姿に戻ってくれるようにあの手この手で活動するように促したダンナ(ばあさんの息子)となとみさんでしたが、ばあさんは、全く聞き入れる様子はなく、ついにダンナが爆発してしました。
* * *
この日からダンナ、ばあさんから完全撤退しました。
ここまで読んでくださっている皆さま、きっと色んな感情が湧き上がっているかと思います。
このエピソードのおかげで、家族がばあさんの介護に対して、ひとつになれたと思っております。この物語の結末も、なとみ家らしいなぁ、と、思っております。もう少しお付き合い下さいませ。
次の話は10月1日(水)公開予定です。
なとみみわ
イラストレーター・漫画家。義理母の介護経験をもつ。夫(ダンナ)、息子(ブルース)と義母(ばあさん)との暮らしを綴った著書『毎日があっけらかん』『ばあさんとの愛しき日々』(ともにイースト・プレス)のほか、『コミックエッセイ 1ヵ月でいらないモノ8割捨てられた! 私の断捨離』(講談社)が話題に。