夏の疲れにも効く“梅干し”のさっぱりレシピ4選|発酵マイスター・榎本美沙さん
ここのところの急な気温上昇に、疲れが出てぐったりしていませんか。夏の疲れにも効く、梅干しのさっぱりレシピが疲労回復におすすめですよ。料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんが、梅干しを使った料理4品の作り方を教えてくれました。栄養価の高い具材を使っているので、しっかり食べて、元気を出してくださいね!
※分量は特記のあるもの以外2人分です。
1.ゴーヤーの梅ナムル
ゴーヤーのほろ苦さとシャキシャキ感を味わう。
<材料>(作りやすい分量)
ゴーヤー…1本
梅干し…2個
<A>
すりごま…大さじ2
ごま油…大さじ1
しょうゆ・酢…各小さじ1
<作り方>
【1】ゴーヤーは縦半分に切り、わたを取って薄切りにする。鍋にたっぷりの湯を沸かし塩ひとつまみ(分量外)を加えてゴーヤーを1分ほど茹でる。ざるにあげ、流水で冷ましてから水気をしっかり絞る。
【2】ボウルにゴーヤーと<A>、ちぎった梅干しを入れて混ぜ合わせる。
2.鶏胸肉とセロリの梅南蛮漬け
しっかり冷やすとおいしさアップ!
<材料>
鶏胸肉……大1枚
薄力粉……大さじ1
玉ねぎ……1/2個
セロリ……1本
みょうが……2個
梅干し……2個
サラダ油……大さじ3
<A>
だし汁…3/4カップ
しょうゆ(あれば淡口)…大さじ2
酢…大さじ1
みりん(煮切ったもの)…大さじ1
赤唐辛子(輪切り)…1/2本
<作り方>
【1】鶏胸肉は皮を除いてそぎ切りにし、薄力粉をまぶす。
【2】玉ねぎは薄切り、セロリは筋を取って細切り、みょうがは縦半分にして薄切りにする。
【3】容器に<A>とちぎった梅干しを入れて混ぜる。
【4】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【1】を入れて片面1~2分ずつ焼き、熱いうちに【3】に入れて【2】をのせる。上からラップでピタッと覆い15分ほどおく。
3.丸ごと焼きなすの梅しょうがだれ
なすはしっかり焦がすとトロトロ食感に。
<材料>(作りやすい分量)
なす…5~6本
<A>
しょうゆ・みりん(煮切ったもの)・水…各大さじ1
すりおろししょうが…小さじ1
梅干し(包丁でたたいたもの)…1個
<作り方>
【1】なすはへたの周りに包丁でぐるりと切り込みを入れる。グリルで8~10分加熱して、全体がしっかり焦げて柔らかくなったら、熱いうちに皮を剥く。
【2】【1】を器に盛り、混ぜ合わせた<A>をかける。
4.あじの梅なめろう
刻んであえるだけでお酒にも合う一品に。
<材料>
あじ(刺身用)…150g
長ねぎ…5㎝
しょうが…1片
大葉…3枚
みそ…大さじ1
梅干し…2個
白ごま…適量
<作り方>
【1】長ねぎ、しょうが、大葉を刻む。
【2】あじは粗く刻み、【1】とみそ、ちぎった梅干しを加え、包丁で叩きながら混ぜる。大葉適量(分量外)と器に盛り、ごまを散らす。
教えてくれた人
料理家・発酵マイスター 榎本美沙さん
発酵食品や旬の野菜を使ったレシピが好評。著書に『少量でおいしい ジッパー袋でかんたん 季節の保存食』(家の光協会)などがある。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2021年6月17日号
https://josei7.com/
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