兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし「第77回 中高年のおシモ事情」
介護の悩みはいろいろあるが、おシモの悩みは深刻だ。若年性認知症の兄と暮らすライターのツガエマナミコさんも今、まさにそれに直面しようとしている。コップに謎の液体を発見した日から、ひたひたと忍び寄るおシモ問題。今回はコップ事件のその後と新たな不安についてのお話だ。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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兄妹間でデリケートゾーンの話をする日
1日3食、食べるタイミングが一緒なので、必然的に出すタイミングも一緒になってしまい、「あ~先を越されたー!ピーンチ!!」となることが多くなりました。すみません、おトイレットのお話しです。
そんなおトイレ待ちで冷や汗をかきながら、ふと「4人家族だったころはどうしていたんだろう?」とどうでもいいことを考えてしまいました。あの頃はまだ若く、筋肉がしっかり働いていて我慢しようと思えばいくらでも我慢できた気がいたします。それに引きかえ今は衰え著しく、自分の意志に反して緩んでしまう筋肉。人の無常を感じます。ここ最近、寒さも相まって特に頻度も多ございまして、「“おトイレは1人1個”が常識になればいいのに…」と思うツガ