手のひらで健康状態をチェック!小じわ発生ゾーンで不調部位がわかる、不調サインは?
手相を見るだけで、その人の体質やその時の健康状態が分かると、アジアン・ハンドセラピー 協会理事の松岡佳余子さんは語る。下記の7つのポイントを見ながら、自分の健康度をチェックしてみよう。
手は全身の縮図、健康状態が手相に現れる
東洋医学では、「手は全身の縮図」といわれ、体の各器官や神経、筋肉、血管、ツボと手とが密接に呼応していると考えられてきた。
「手指の形状や線としわは、毛髪や皮膚と同じように、DNAなどの遺伝情報や身体情報が反映されていると考えられています。その位置や形は、主に体質を表し、手の色やしわは現在の状態を示しているのです」(松岡さん・以下同)
生まれつきの手相も体調に関係するが、日頃から自分の手の様子をチェックし、線の長さや濃さ、色などが以前と比べてどのように変化したかを見ることが大切だ。
「手相は毎日少しずつ動いており、早いと3か月ほどで変化します。内臓の動きが停滞すると、手の血流も悪化し、筋肉が萎縮してしわや線に変化が表れます。さらには、むくみや血行不良により、色も変わるのです」
手は目に入りやすく変化を見つけやすいので、これから発症する可能性のある病気に、いち早く気づくことができる。早期発見や治療につなげられるため、全身の健康管理に役立つすぐれた方法。まずは手のひらをしっかり見つめ、いまの健康状態を把握しよう。
→手相でわかる体の不調|感情線で高血圧、生命線で腰痛、便秘…手のひらで健康診断
7つのポイントで健康度をチェック!
両手を広げ、まずは手のひら全体の状態と、感情線、頭脳線、生命線の「主要三線」を中心に、線やしわを確認してみよう。
【1】肌の状態
□へこみがある
□斑点がある
□肌色が赤いor青いorまだら
□むくんでいる
【2】指の関節と付け根の線
□極端に細くて不明瞭
□線が切れている
【3】主要三線 (感情線・頭脳線・生命線)の色
□どの線も同じくらいの濃さである
□余計なしわがある
【4】主要三線の状態
□切れや乱れがある
□小じわが交差している
【5】主要三線の長さ
□長すぎる
□短すぎる
【6】主要三線の濃さ
□細くて不明瞭
□くっきり濃い
【7】手の温度や湿度
□熱い
□冷たい
□乾いている
□湿っている