今年の年末”帰省”する人の割合は?帰らない理由とは|親の見守りツール3選
コロナ禍で今年の年末年始は親元に帰省するか迷っている人は多いだろう。実際にどのくらいの人が実家に帰省するのだろうか…。女性セブンのアンケートで驚きの結果が明らかになった。あわせて、離れて暮らす親の様子を確認できる便利なサービスもピックアップした。
今年の年末に帰省する人の割合は?
女性セブンのアンケート※によると、今年の年末は直に帰省しますか?の問いに、「いいえ」と答えた人は403人、「帰省する実家がない」と答えた人が274人、合計すると帰省しない人の割合は、74%にも上った。
一方、「はい」と答えた人は、158人で帰省する人の割合は、17%にとどまった。
なお、帰省すると答えた人には、「しっかり予防対策を取って行くので不安はない」と答えた人が多かった。
●今年の年末は実家に帰省する?
はい…158人/17%
いいえ…403人
帰省する実家がない…274人
合計→74%
わからない…83人/9%
→コロナ禍で会えない孫にお年玉を送る方法3選|キャッシュレス、プリペイド、あと1つは?
今年の年末帰省しない理由は…
「帰省しない理由」については、「感染拡大の予防」がトップとなっている。また、親のほうから来ないで欲しいと言われているという人も…。帰省しない理由のトップ3は、以下のようになっている。
1位 コロナ感染拡大を防ぐため
2位 時間(休み)がない
3位 実家がら来ないでほしいと言われている
●帰省しない理由
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため…267人
時間(休みが)がない…66人
実家から来ないでほしいと言われている…39人
実家の親や親戚に会いたくない…22
予算が足りない…21人
その他…147人
→コロナ自粛中にしたこと3位「掃除」2位「家で映画」1位は?生活実態調査
帰省しない代わりにすることは?
また、帰省しない代わりにすることとして、「電話やメール」がトップに。次いで、「お歳暮やお年賀、クリスマスプレゼントなどを送る」と答えた人も多い。会えない代わりに気持ちのこもった贈り物をする人が増えていきそうだ。
●帰省しない代わりにすること
電話やメールをする…211人
お歳暮やお年賀、クリスマスプレゼントなどを送る…169人
特に何もしない…120人
写真や手紙を送る…31人
リモートで顔を見せたり会話をする…24人
その他…62人
→長寿祝いの年齢や読み方|還暦 古希 喜寿…傘寿は何と読む?色やおすすめギフトは?
※女性セブン2020年41号アンケートより(n=920)を元にグラフは編集部作成。
上記アンケートによると、リモートで親に顔見せたり会話をする人はまだ少数派だが、今後も長引く自粛を考えると、離れて暮らす親を見守るサービスを活用するのも手だ。
年末年始に会えない高齢の親の見守りサービス3選
年末年始に帰省を控えるている人は、高齢の親とリモートで繋がるツールやサービスを活用してみてはいかがだろうか。過去紹介した記事からピックアップし、以下でまとめた。離れて暮らす親を見守ることで、会えない不安も解消するだけでなく、新たな楽しみ方もできるかもしれない。
1.離れて暮らす親の自宅を見守る:スマカメ
介護ポストセブンで人気の連載『息子の遠距離介護サバイバル術』を執筆するブロガーで作家の工藤広伸さんが利用しているのが『スマカメ』。
――母は1日のほとんどを居間で過ごすため、高い位置に『スマカメ』というネットワークカメラを設置しています。東京の電車の中や移動中でも、スマホアプリをタップするだけで、岩手の母の様子が、瞬時にLIVE映像で映し出されます(工藤さん記事より)
――別途、インターネット環境が必要になりますが、月々の通信費と約1万円のカメラ本体のみで、費用も安く抑えられます。食事をきちんと食べているか、デイサービスにきちんと行ったかなど、毎日母の様子をチェックしています(工藤さん記事より)。
→オリジナル記事で読む:工藤広伸さんが使用するオススメ「見守り」ツール
2.孫の写真や動画を送って見守りも:まごチャンネル
シニア向けIoTサービスを提供するチカクが開発した『まごチャンネル』は、実家のテレビで親に写真や動画を楽しんでもらいながら、本体に接続したセンサーからの情報をもとにゆるやかに見守りもできるというサービスだ(価格:本体価格3万円・月額利用料1680円・税別)。
■まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/price/
→オリジナル記事で読む:コロナで会えない親の見守りツール3選
3.高齢の親の自宅が心配なら「くらし見守りサービス/東京ガス」
親の自宅でガスの利用が心配なら、東京ガスの『見守りサービス』(500円/月)が便利。ガスの利用状況や消し忘れを電話でお知らせ。さらに『自宅・家族の見守り』(980円/月)なら、ガスのほか鍵の閉め忘れや、緊急時に警備員が駆け付ける。
■くらし見守りサービス:https://home.tokyo-gas.co.jp/service/index.html
→オリジナル記事で読む:コロナで会えない親の見守りツール3選
構成・文/介護ポストセブン編集部
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