柏原芳恵 白血病を患う事実婚パートナーを献身介護する日々
Kさんは芳恵さんの22才年上で、出会った頃のふたりは20代半ばと40代後半。年齢差をものともせず深い仲となったふたりだが、このとき、K氏には妻と2人の子供がいたのだ。
その後、香港の芸能誌が柏原とK氏の関係を報じ、不倫が妻にバレてしまう。
「Kさんと奥さんは離婚協議を始めましたが、2人の子供のこともあり、なかなかうまく進まなかった。それに香港の法律では離婚した人は最長で5年間は再婚できない規定があり、芳恵さんとKさんは正式に結婚することができず、事実婚状態となりました」(芸能関係者)
ふたりはそれからも揺らぐことなく愛を育み続けた。その後も事実婚を続けたふたりに再び大きな転機が訪れたのは、2015年。70才を超えたK氏が、白血病を患ったのだ。
白血病を患うパートナーを介護
「当時は、芳恵さんが連日通院するので、彼女が病気にかかったのではないか……と噂されたほどです。しかし違った。それはKさんの見た目が変化していたことで明らかになりました。抗がん剤の使用で髪の毛が抜け落ち、以前よりやせたKさんを芳恵さんは甲斐甲斐しく看病しました。
退院時は『ご心配をおかけしました』とふたりそろって近所に挨拶に行くこともありましたが、その後もKさんは入退院を繰り返しました。この頃の芳恵さんは仕事をセーブして、入院時は毎日のように看病に行っていましたよ。
それまで身の回りのことは全部ほかの人がやってくれていたようですから、彼女にとっては初めてのことばかりだったみたいで、それはそれはお疲れのようでした」(ふたりをよく知る知人)
それから5年あまり経ち、病状が落ち着いたK氏は現在、自宅療養をしているという。
→介護が始まるときに慌てない!要介護認定の申請、介護保険サービス利用の基礎知識