柏原芳恵 白血病を患う事実婚パートナーを献身介護する日々
1980年にデビューした柏原芳恵にとって、今年はデビュー40周年を迎えるメモリアルイヤーだ。80年代を代表するトップアイドルの1人だった彼女はいまは…
浩宮さまに見初められた「ロイヤル・アイドル」のいま
同期に松田聖子、田原俊彦らがいる“アイドル黄金期”に活躍していた彼女の大物ぶりを物語るエピソードもある。かねてから柏原の大ファンを公言されていた浩宮さま(現在の天皇陛下)がリサイタルを訪れ、庭に咲く一輪のプリンセス・サヤコ(バラの花)を柏原に手渡されたのだ。この出来事は、翌日の一般紙とスポーツ紙の一面を埋めた。
「そのバラは原色ドライフラワー処理をして、そのままの色と形で保存してあるそうで、芳恵さんにとって“家宝”です」(音楽関係者)
浩宮さまに見初められたことから、「ロイヤル・アイドル」とまで称された柏原だが、異性関係がゴールに結びつくことはなかった。これまでマスコミから何度も「結婚しないの?」と尋ねられても、現在まで独身を貫いている。
しかしその裏には、ある年上男性との長きにわたる禁じられた恋が存在する。1990年、柏原はVシネマの撮影で出かけた香港で、アクション監督兼俳優として活躍していたK氏と運命の出会いを果たした。