自粛後も続く悩み【疲れ目】におすすめ対策| 視力回復、目のツボ押しに使うアレって!?
1.目のツボ「晴明」「太陽」を刺激
仕事が一段落すると、ため息とともに、つい目頭を押さえてしまう。実はこれ、無意識に自分でツボを刺激しているのだと伊賀さんは言う。
「思わず押さえる目頭には『晴明』というツボがあります。このほかにもいくつかあり、実際に疲れ目にツボ刺激は効果的です。
こめかみにある『太陽』というツボを押しながら、目のまわりにある攅竹、魚腰、糸竹空、承泣、晴明の全6つのツボを押していく。これらに加えて、手の甲、人差し指の根元付近にあるツボも、首のこりに効くのでおすすめです」
2.目のツボを【スプーン】で刺激
森岡さんはツボをスプーンで刺激する「スプーンマッサージ」をすすめる。
「お風呂に入ったときなど、お湯でスプーンを温めてツボを押すのも効果的です。
こめかみの太陽に加え、眉毛の目頭よりの攅竹や黒目の真下にある骨のくぼみの承泣なども、5~10回ほど気持ちいいと感じる強さで押してみてください。
目薬などの投薬治療とともに、これらのツボ押しを1年程度続けた30代女性が視力0.1から1.0に回復した例があります」
3.体中に血が巡る! エア縄跳び
疲れ目を解消する運動や呼吸法もある。今野さんは、目に酸素を行き渡らせる回復術として「エア縄跳び」を提案する。
「『エア縄跳び』は、縄があるつもりでぴょんぴょんジャンプするだけ。血流がよくなり、目に酸素が行き渡る。1日にトータルで500回跳ぶことを目標にして」
縄があるつもりで、地面から数cmのところまでぴょんぴょん軽くジャンプする。足に負担をかけることで胃腸が刺激され、血流がよくなり目にも血液が行き渡る。1日トータルで500回を目指して。
4.一気に視力回復!【ペットボトル呼吸法】
さらに今野さんが視力回復に提案するのが「ペットボトル呼吸法」だ。
「『ペットボトル呼吸法』は、底に1.5mmの3つの穴を開けたペットボトルに向かって息を吐いたり吸い込んだりする方法です。無意識のうちに陥っている酸素欠乏が解消されて、1回試しただけで視力が0.2から0.8に回復した人もいます」
この機会にたっぷり労って視力向上を目指そう。
●ペットボトル呼吸法のやり方
【1】鼻から深く吸い込む
【2】口から息を吐き切る
心肺機能を高め、体に一気に酸素を取り込むことが目的。ペットボトルの底に画鋲やキリなどで3つの穴を開けてしっかり口にくわえ、鼻から息を吸い込み、6秒かけて口から吐き出す。最後まで吐き切るのがコツ。1日5回から始め、慣れたら50回以上を目標としたい。
教えてくれた人
日本リバース本院院長・今野清志さん、吉祥寺森岡眼科院長・森岡清史さん、イシハラクリニック副院長・石原新菜さん、いが漢方内科「金のさじ診療所」院長・伊賀文彦さん
イラスト/ニシノアポロ、ツボユリ
※女性セブン2020年7月16日号
https://josei7.com/
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