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2020.07.06 06:00
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週刊脳トレ|「同じものを探せ!」で重要な機能「空間認識」を鍛えよう
空間の状況をうまく把握できないと、転んだり何かにぶつかったりといったことが起こりやすくなります。転倒によって骨折し、思うように外出できなくなると認知症リスクが高まることがしられています。日常を安全に過ごすためにも、脳の機能を維持していくことは大切なのです。問題の種類によって、使われる脳の機能に違いはありますが、どんなクイズでも計算でも、あきらめず挑戦することが脳への刺激となります。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。