高齢者の転倒が危険|樹木希林さんも…大腿骨骨折や寝たきりを防ぐリハビリとは【動画あり】
高齢者は転倒による骨折で死期を早めてしまうことも…。樹木希林さんや黒柳徹子さんら多くのシニア芸能人も転倒による大腿骨骨折を経験。高齢者の転倒による危険や予防法、転倒を防ぐストレッチ動画など、理学療法士がレクチャー。
高齢者の転倒…死を招く危険も
高齢者は転倒が原因で介護や手術、リハビリが必要となることが圧倒的に多い。
以前、介護ポストセブンでも報じたが、樹木希林さん(享年75才)は、2018年8月に知人宅で転倒して大腿骨を骨折し、一時危篤状態となった後、1月後の9月に亡くなった。一方で、黒柳徹子さん(85才)は、2017年の8月に右大腿骨骨折したものの、手術・リハビリを経て復帰している。
腿骨骨折後の死亡率は10%、手術で1年後に歩行能力が復帰できるのは全体の50%程度※となっており、転倒が死を招く危険もあるのだ。
※参考/一般社団法人日本骨折治療学会「大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折の予後は?」https://www.jsfr.jp/ippan/condition/ip25.html
また、介護が必要になった原因を見ると、女性は男女とも4番目に多いのが「骨折・転倒」だ。「骨折・転倒」は特に女性のほうが多く、男性の2倍以上となっている。
※出展/国民生活基礎調査(平成28年)の結果から「グラフで見る世帯の状況」より。https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h28_rev2.pdf
【ここまでのまとめ】転倒により要介護・死亡例も!