お中元やめたい【手紙例文】高齢の親が送っているお中元やめ時はいつ?
「お中元やお歳暮は、送る前に葉書や手紙で季節の挨拶とともに、送るものや到着の日取りをお相手にお知らせするのが好感を持たれるマナー。
やめるときも同じで、お中元をやめる旨を書いた手紙を出しましょう。
お中元とお歳暮を両方送っているなら、先にお中元をやめてお歳暮だけ送り、翌年お歳暮をやめる『フェイドアウト式』がおすすめです」と、井垣さん。
パターン1:お中元(お歳暮)をすっぱりやめる
「今年はお中元(お歳暮)をやめることを手紙や葉書で伝えましょう。
丁寧なのは手書きの手紙ですが、暑中見舞いの葉書でお伝えしてもよいでしょう。
何の便りもせずにいきなりお中元をやめると、『何かあったのかしら』と心配させてしまいます。
お中元はやめても、あなたとご縁は大切にしたいという気持ちを直筆で伝えるのが相手への思いやり、心づかいです。
お中元もお歳暮もその年からいきなりやめる場合は、手紙に書いて早めに送りましょう」
パターン2:お中元はやめてお歳暮は続ける
「お歳暮は、“一年間お世話になりました”の感謝の気持ち。お中元はやめても、お歳暮だけ続けるという方法もあるでしょう。
暑中見舞いなどで今年のお中元をやめることをお伝えし、年末のお歳暮はいつも通りに送りましょう」
パターン3:お中元・お歳暮をフェイドアウト方式でやめる
「最初にお中元をやめる旨を手紙や葉書でお伝えし、その年のお歳暮は送ります。
そして翌年のお歳暮の時期の前に挨拶状を送り、やめる旨をお伝えしましょう」
最初の年はお中元をやめてお歳暮だけ送り、翌年にお歳暮をやめる、
2年がかりになるが、『フェイドアウト方式』がもっとも相手に失礼にならないおすすめのやめ方だと井垣さんは語る。
●お中元・お歳暮の正しいやめかた決定版・フェイドアウト2年方式
令和2年夏 挨拶状でお中元をやめるお知らせ→お中元をやめる
令和2年冬 挨拶状でお歳暮を送るお知らせ→お歳暮を送る
令和3年夏 お中元はもう送らない
令和3年冬 挨拶状でお歳暮をやめるお知らせ→お歳暮を送らない